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0.1953125%の不幸が起こり、普通に戻ったことへの幸福

 2022年10月25日(火)。21時19分。

 はい。こんにちは。

 お風呂に入りましたが何も思い浮かびませんでした。

 なので今日は実存主義の話をしようかと思います。

 しません。

 朝から、電車にのって、おなかを下して、駅まで持って、(「持って」と変換したら「漏って」という日本語が出てきました。まだまだ勉強不足ですね)、職場に行って、カタカタと何かをやって、サラスパ食べて、午後もカタカタ何かをやって、スマホでちょろっと英語版のロストゾーンを見たら1box28000円で、「買えるわけないな。考えてみて損した」みたいな気持ちになって、なんか虚しくなって、金持ちになりたいなあと思いながら、カタカタパソコンを打って、帰りの電車も座って、Henceforth(綴りが間違っていたらすみません)とか、バンプオブチキンのHAPPYとか聞きながら帰ってきて、帰ってきたら最後のミステリーボックスが届いていて、もう正直どうでもよくなっていて、「ここでまたレジ系のカードスリーブやカードケースが来たら1/64の確率である意味選ばれるレベルの不幸を体験するな」と思っていたら、見事に1/64の確率が当たってしまい、さらにプロモカードも三箱目もレジ系という、最悪なミステリーボックスの最終箱となってしまい、レジ系のプロモカードしか当たらない確率をお風呂を洗いながら考えていたら14/64しかないわけで、ミステリーボックスを3箱買って、レジ系のカードスリーブやカードケースかつレジ系のプロモカードしか入っていない確率を考えてみると1/64*8/64ということで8/4096もしくは1/512というとんでもないレベルの不幸を当ててしまい、神さまっているのかなあとか考えていた。

 けど。

 「はい。すいません。なんで顔面を」

 いや、言及しなくていいよ。

 神さまはいるんですよ。きっと。年賀らせさんに話させる間でもなく、きっと神さまはいるのだと思います。

 幸せにも、不幸にもさせない、普通の道を歩ませる神さまはいるのだろうな、と感じています。

 幸せだったこと:ミステリーボックスの引き落としがなぜが12月決済分になっており、マイナポイントを使うことで半額くらいの1万5000円くらいの出費で終わったこと。

 幸せだったこと:自分は不運だと気付いたこと。異常なくらい不運で、ポケモンカードへの出費も、確実に手に入る中古品だけにしようと心に決めたこと。

 幸せだったこと:ポケモンカードへの執着心をそこそこ消すことができて、普通に貯金に回すような精神状態に戻ることができたこと。

 不幸だったこと:最悪だと想定されていた、レジ系のプロモカードかつレジ系のサプライだけしか手に入らないと考えていたことが1/512の確率で起こってしまったこと。

 512回事象があって1回しか起こらないはずの、率にして0.1953125%しか起こらない不運が起きたのだ。奇跡と言っていい。想定する必要のない不運が起こったのだ。

 ポケモンカードは欲しいよ。小金持ちになったかのような気持ちになりたいよ。ガラスケースに日本語のギラティナSAと英語のギラティナSA、日本語版のルギアSAと英語版のルギアSAを飾りたいよ。

 お金が欲しいわけではなく、お金を持っていれば手に入る状態になりたいというのが本音であって、それが、僕の世代では高価なポケモンカードを飾り、子供の頃の夢を実現させる、というのが、大人になった僕の、子供の頃に思い描いていた大人になるための景色だったかのように思われる。

 誰か譲ってくださいな。

 統合失調症患者が普通の人生を送れているだけでも、充分幸せなことなのかもしれないけれど。チェンソーマンにおいてニ押しの東山コベニさんも言っていた。「それが普通だよ。やなことない人生なんてないよ」「これが、普通」とデンジも驚く「そうだ俺は普通になりたかったんだ。これが普通」。ニ押しと勝手に言葉を創ったが、イチ押しという言葉から勝手に創った単語である。ちなみにイチ押しはマキマさんです。スマホの待ち受けにしています。

 普通についてのお話でした。明日も仕事。それが普通。

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