見出し画像

【小説】100万PV達成後に死ぬワニ「0PV:ワニと小鳥」/「32PV:ワニと喧嘩師」

──『晩夏』── 
☆☆☆

 2023年8月21日(月)。21時33分。

 こんにちは。井上和音です。

 夏の全国高校野球甲子園大会で決勝が、仙台育英(宮城)vs.慶応(神奈川)になりました。どうなるのでしょうね。

 あと、福島第一原発の冷却処理水の放出時期が早くて2023年8月24日(木)になることが先ほど急に決まりました。明々後日しあさってですよ。福島漁連との説明に岸田首相自らが行ったのが今日、2023年8月21日(月)ですよ。岸田首相においては議論は尽くされたと認識していると仰ってましたが、早くないですか。「24日から放出を開始します」と言いに行ったのでしょうか。

 「議論なんてそんな野蛮な……。ここは穏便に強行で」とポプテピピックのキャラが喋りそうですが、そんな感じですよね。時間もありませんし仕方がないと言えば国に寄り添った話になるでしょうか。問題があるときの解決策として強行しかないような気がします。更に世論を相手どらない方法として問題を問題として掲げないというのもあります。ツイッターのトレンドにも特に上がっていませんね。漁連の方のインタビュー映像なども全くありませんね。NHKさんインタビュー映像を流してくださいよと思います。何でそれが出来ないんだ! と葛藤している記者の方も大勢いるかもしれません。国としても問題を解決及び強行しなければ大変なことになります。

 私が言うのもおかしいですが、国も地方も煮え切らない思いでいると思います。

 今日のロアッソ熊本のコーナーの後には、遂に統合失調症(本物)になると起こること、に『100万PV達成後に死ぬワニ』




 を載せようと思います。別にとうおこがネタ切れというわけでもなく喋ろうと思えばいくらでも喋れる気はするのですが、いつかは『100万PV達成後に死ぬワニ』もとうおこに載せなければいけないとは思っていました。
 
 とうおこは確か何でも載せて良い場所だったはずなのです。いつの間にかプライドとかよく分からないものが邪魔して、自分の全てを出すところだった場所の使い方を誤ってしまっていたような気がします。

 今日のロアッソ熊本のコーナーは明日以降にしましょう。今日は『100万PV達成後に死ぬワニ』「0PV:ワニと小鳥」「32PV:ワニと喧嘩師」を載せて終わりましょう。幻聴で「めたがいい」とか聞こえてきますが、今日という日を犠牲にしていつかやらなくてはいけなかったことをやりましょう。

 ここはカクヨム。孤独なダンスホール。

☆☆☆
 『100万PV達成後に死ぬワニ』

 キャッチコピー「気を付けなと死んじゃうよ!!」

 説明:100万PV(1,000,000PV)に到達したら突然主人公のワニが死にます。
 それまでは自由に生きていきます。

 ※不定期更新
☆☆☆

☆☆☆
 『0PV:ワニと小鳥』

 あるところに一台の車がありました。

 車は猛スピードで、横断歩道に突っ込んできました。

 横断歩道には、ぼーっとしている小鳥がとことこと歩いておりました。

 車に小鳥がひかれる! と思われたその瞬間に。

 一匹のワニが全速力で駆け寄り、小鳥をサッと両手で抱えて、道路の向こう側まで走っていきました。

 ワニは久し振りに走ったらしく、息がはあはあ言っています。

 「はあはあ」

 小鳥は何が起こったか分かっていませんでした。なので一言だけ言いました。

 「ピヨ?」

 ワニはちゃんと命を大事にする教育を行わなければいけないと思い、小鳥に一言、こう言いました。

 「気を付けないと死んじゃうよ!!」
☆☆☆

☆☆☆
 『32PV:ワニと喧嘩師』

 とあるところに、ワニがおりました。

 悠々ゆうゆうと歩いていると、一人の人間と目が合いました。

 本来、ワニと出会った際の、人間の行動の手本としては、目を合わせながらゆっくりと後退あとずさりするのが行動の判断として正解である──。

 しかし、そのおとこは。

 悠々と鰐の方へと歩いていく──。

 190cmを超える漢に対し、鰐が不覚だったのは、野生本来の闘争本能を抑えきれなかったことにある。

 失敗。敗北。

 闘う前から決まっていたように──。

 ワニはがぶりと男の人に噛みつきました。

 手にかぶりと、噛みつきました。

 が。

 ワニの歯がぽろぽろとくだかれていきました。

 漢はッ! わざと片手を鰐の口の中に放りやりッ!

 鰐の口の中の歯を握りつぶしたッ!!

 握撃あくげきって言うんですかね。僕も後から知りましたが。

 先制攻撃を許したってことで、あの人の闘争本能もオンになったみたいで。

 ワニは口を外し、茫然ぼうぜんとその人を見つめました。

 漢は、めりっめりめりめりっとスラックスの裾からまくり上げていき。

 大腿筋膜張筋を膨らませ、鰐皮のベルトを吹っ飛ばしッ!

 大きく息を吸い込んで、上半身のスーツが弾け飛んだッ!

 漢の裸はふんどし一丁。

 それを見たワニは一言──「──ビューティフル」

 その人は動きました。

 それは不思議な構えでした。

 まるで、円盤投げでもするかのように──。

 ごいんっと、鰐の下顎したあごに拳を殴り落としました。

 ワニのあごが、かくんっと下に曲がりました。

 「(な……なんてパンチだ……)」

 ワニはぼろぼろになった歯と共に、あごの関節まで痛めてしまいました。

 漢は、ぐいっと鰐を顔の寸まで近付けて。

 「まだやるかい」

 ワニはぶらんと下がったあごの口で言いました。

 「3時のマネ。へい。こちらクソレストラン。……ご予約で?」

 ごいん。

 その人はまた殴りました。

 ワニの下あごは、垂直なまでに開いてしまいました。

 「まだやるかい」

 「6時のマネ」

 と鰐は言えなかった。あごが垂直に開いているため、喋ることは出来ない。

 それ以前に。

 この漢に、これ以上挑発してはいけない。──野生の勘がそう言う。

 圧倒的な差。圧倒的な力。種では勝てても個で勝てない。──それは鰐にとって初めての敗北であった。

 九時の真似だけは避け

 ごいん。
 
 ワニの下あごが9時の方向へと曲がってしまいました。

 ワニは失神してしまいました。

 その人は、ワニの《《上あご》》を片手で持ち上げて、ずるずるとワニを引きずって行きました。

 ところ変わって、動物園。

 「みあげだ」

 ふんどし一丁のその人を、動物園の職員さんは茫然と見ながら、失踪しっそうした末に失神したワニを引き取り、その町の喧騒は事なきを得ました。
☆☆☆

 
 4月に書いていたらしいですね。リンクを飛んでもらえれば分かりますが、今のところ4話までありますね。「50PV:ワニとネズミ」「62PV:ワニとペンギン」。うご期待ってやつですね。

 統合失調症(本物)になると起こること。しか note に上げない約束になっているので、こうやってたまには自分の小説を載せておかないと note しか読んでいない人は『100万PV達成後に死ぬワニ』は存在すら知らないということになります。それは嫌ですよ。ところでこの記事はいつ note に上がるのだろうか。ペース的には11月くらいですかね。そのときの note はどうなっているのでしょうか。雰囲気とかがらりと変わっているのでしょうか。

 特に何も変わっていないというのが私の予想です。悪い方向で何かアクシデントがないことを祈っています。頑張って500日連続投稿とか達成していてほしいですね。がんばれー。

 今日、2023年8月21日(月)の私は MY FIRST STORY の I'm a mess にドハマりしています。車で通勤するようになりましたよ。色々変わっていますよ。土台を増やしていくのが人生を楽しむコツらしいです。読書も語学学習も全部土台なのですね。土台を見せると、地味なので人は離れていくらしいですが、土台が広ければ広いほど、見せない土台から惹きつけられる何かを人に向かって発揮できるようです。

 一生土台作りなのかもしれません。ハレの日、もとい本番はいつの日に来るのでしょうか。今も本番の序盤なのかもしれません。

 夏も終わりに近付いています。そう感じるのは自転車通勤を辞めたからでしょうか。大人になると自然に対して鈍感に、もしくは無粋になるものですね。

この記事が参加している募集

SF小説が好き

今こそ読みたい神マンガ

よろしければサポートをお願いします。