===========
2022年6月16日 「DAYONE日記」No.531
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
===========

おはようございます。

「目標を持つことは大事」と言われますが
自分は、目標を持って何が変化したのか。
ということを考える機会がありました。

確かに、自分の目指すべき方向性が明確になった
ということもありますが、目標を持つことで、
「人生」という大きな枠組みで物事を捉えることが
出来るようになったと思っています。

つまり、自分の考える時間軸が大きく伸びた
という感覚です。

それまで、時間軸はとても短く、人生という
テーマで考えることすらなかったのです。

個人的には、目標を持つ前は、とにかく今の会社で
定年まで働く。つまり、後20年働く。その後は…。
という感覚でした。

今考えると、未来を考えるのが面倒。
そして、むしろ、現実から目を背けていたのでしょう。
だから、敢えて考えないようにしていたのかも？

でも、今はどのように捉えているのか？
「人生」という大きな視野で見ることで…

「人生、まだまだこれから。
　死ぬまで働くと考えれば、そして、100歳まで
　元気で生きると思えば、まだ人生の半分を経過
　していない。これから盛り上げていこう。
　大器晩成という言葉もある。」

というくらいの感覚になっているのです。
つまり、時間の認識や捉え方が大きく変化したのです。
短期的な視野から長期的な視野にシフトしたのです。

そして、人生という言葉を使うようになって
もう一つ、変化したことがあります。

時間軸を長く見ることも作用していますが、
目先のことに囚われにくくなったという事です。

誤解を恐れずに言えば、目標を持つまでは
今の会社で、どのように定年までキャリアを
積むか、過ごすかという視野の狭い目先のことにしか
目がいかなったような気がします。

でも、今はどうか？

正直にいえば、この先には広大な大地が
広がっている感覚なのです。自由なのです。
勝手に目先だけで考えていましたが、人生という
スケールで見れば、自分のやりたい事や
出来る事を視野がとても広くなるのです。
実は、自由に生きていいという事にも気づけるのです。

俯瞰して物事を見るようになると、
目先のことが「所詮」という言葉にも
変わっていくのです。

別に目先を軽視しているわけではなく
大きな物事で見れば小さな事に見えるという事です。

でも、これが大事になると思っています。
私も3年前に目標を持ったことで、タバコを辞めたの
ですが、なぜ辞めることが出来たのかを
考えると、この人生というのがキーワードに
なっているのです。

目標として、100歳まで生きる、80歳まで働く
と掲げれば、それまで身体的に元気な体が
必要になるのです。

であれば、タバコは？
という自問自答があったのです。
その問いを回した瞬間から、禁煙する理由や動機が
明確になったのです。
「タバコを吸っている場合ではない」と。

それで、一気に禁煙する事に成功しました。
それまでも、何となく禁煙した方が体に良い
ということで、ちょくちょく禁煙していたのですが
続かなかったのです。

それは、明確に理由や動機がなかったから。
でも、自分の人生という大きな枠組みで考えると
禁煙する理由が明確になり、
結果として禁煙にも成功したのです。

目標を持つというのは、自分の時間軸を
大きく捉える事になるのです。

でも、ずっと大きく捉えていても目先にも
取り組まなければ、つまり、行動しなければ
変化しないのです。

だから、全体として人生という長期的な時間軸を
持ちながら、具体的な行動という短期的な時間軸の
両輪が大事になるのです。

人生という全体マップの中で自分の位置と
実際の現場でも自分という二軸で見るのです。

でも、大きな視点で見ることが出来ているからこそ、
目先の行動の意味づけや解釈も変化するし
より行動を促してくれるのです。

目標を持つことで、「人生」というキーワードが
浮かび、時間軸が引き伸ばされ、そして、
自分の考え方が俯瞰して見えるようになるのです。

それだけでも、凄いことだと思っています。
どうしても、人は短期的な目線に
なってしまいがちですが、目標について考えて
見るだけで、見える景色が全く違うものに
なっていくはずです。

ということを考えると、自分の生きる目的や
目標を考えるというのは、とても波及効果のある
ことだと思えるのです。

だからこそ、これからも考えながら
行動していきたいものです。