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第二キャリアと自分の棚卸し №880

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2023年6月1日 「DAYONE日記」No.880
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ふとした瞬間に、
自分の仕事を振り返った時に、今までは
どちらかと言えば、会社から与えられた仕事に
取り組んできました。

それは、「やるべき仕事」や
「しなければならない仕事」と表現でき、
自分にとっては、「登るべき山」を
登ってきた感覚があります。

そして、人生も残り半分手前、
仕事キャリアも残り半分と捉えると、
今後をどのように過ごしていくのか、という事を
考える機会が自然に増えています。

これは、
所謂、第二キャリアという事かも知れません。

ただ、第二キャリアを考えるにあたって
今までのように、「~するべき」であったり、
「~しなければならない」という義務的な
制約条件の下で取り組むというよりも、
「~したい」というような自分の感情を
優先するステージでありたいと思うのです。
「登りたい山」を登りたい。

自由に自分で選択したいのです。

でも、その時に大事になるが、
「己を知っているか?」、だと考えます。

己を知らなければ…

自分はどんなことができて
どんな強みがあるのか、弱みがあるか、
どんな事が得意で、苦手なのか、
どんなことをしたいのか、やりたくないのか

という事が分からず。
という事は、自分が何ができて何がしたいのか
分からないと、第二キャリアでも
やりたい事ができるはずがない、という事。

つまり、
第二キャリアに向けて考える際に、
「自分」という存在を今一度、整理する必要が
あるのではないかと考えます。

自分の棚卸しが必要だ、ということです。

そんなことを考えている時に
ピータードラッガーの「365日の金言」を
読んでいると、私の今の心境と
ピータードラッガーの文章が合致したのです。

こういう偶然の出会いも
あるのだと感じます。

それは、「明日を支配するもの」の一文です。

ーーーーーーーーーー

知識労働者は雇い主である。
組織より長生きする。労働寿命は50年に及ぶ。
しかし、組織の平均寿命は30年そこそこである。

組織より長生きするがゆえに、
知識労働者は仕事を変えることが
できなければならない。

すなわち、知識労働者は
自らをマネジメントしなければならない。

自らを最大の貢献を行える場所に位置づけ、
自らを成長させなければならない。

行なうこと、行なう方法、行なう時を
いつ、いかに変えるかを知らなければならない。

自らをマネジメントするには、
自らが何者であるか、自らの強みは何か、
成果を上げるにはどう働くか、
自らにとって価値ある事は何か、
自らが得るべきところは
どこかを知らなければならない。

自らをマネジメントする上で
最も重要な手法が、フィードバック分析である。

何をすることに決めたならば、
何を期待するかを書きとめておく。

9ヶ月後、1年後に
その期待と実際の結果を照合する。

ーーーーーーーーーー

という文章です。

そもそも、
組織以上に労働寿命長い、という事。

そして、そのために、
自らをマネジメントする必要がある、という事。

それは、自分は何者であるか、
自分の強みは何か、自分は何ができるのか、
何に貢献できるのか、そういうことを
把握する必要があるという事ですね。

それは、まさに、「己を知る」という事。

そのための手段として、
ドラッガーは、フィードバック分析が大事だと
言及されています。

それは、自らの振り返り、
そして、他人からのフィードバックもあるはず。

それによって、
自分では気づけていない強みや自分の
芝の青さにも気づくのです。

そのためにも、
色々な人、多種多様な人に出会い話をする事で
自分の中にある強みにも気付かされるはず。

いずれにしても、
自らを振り返る事。自分を知ること。
そうやって、過去、現在、未来の自分に
一貫性を持たせていくという作業。
そして、自己認識するという事。

これが、
とても大事になると改めて
感じている今日この頃です。

そのためにも、
まずは、自分を振り返りたいものです。
それが自らをマネジメントする第一歩になるはず。

それでは、皆さん。
本日も良い1日をお過ごし下さい。

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