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コミュニケーションは、いかに相手の目線に合わせることが大事か No.589

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2022年8月13日 「DAYONE日記」No.589
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

昨日書いた

「コミュニケーションは、試合が始まる前に
 決まっている事もある No.588」


ですが、書いた後に改めてもう一つの事に
気づいたので、昨日に続いて
コミュニケーションの話を書きます。

これは、前回お話ししたAさんの続きです。

Aさんは、自分の専門性に
絶対的な自信を持たれているため

「自分がいかに凄い人間か」
「自分がいかにすごい専門性を持っているか」
「自分がいかに営業できる人間か」

ということを誇張するがごとく
マウントを取るように、専門用語を
頻繁に使います。

それは、相手が相応に知識がある人で
あればいいのですが…。

Aさんの場合、
相手がその専門性を持ってるかどうか関係なく
話マシンガンのようにするのです。

だから、上司Bさんとの会話でも
専門用語を多様し、上司Bさんを置いて
一人で走ってしまっている感覚です。

そんな様子を見てると、
コミュニケーションにおいて大事な事は
「相手の目線に合わせる」ということです。

本当の専門家というのは
相手の目線に合わせて分かりにくいものを
分かりやすく伝えてくれるものです。

池上彰さんは、難しいことを柔らかく
噛み砕いて誰にでも分かりやすく説明してくれる。
まさに、相手の目線に合わせてくれているのです。

例えば、
幼稚園児に対して「お金」を説明する時に

「紙幣と硬貨は日本銀行が発行しているもの。
 通貨として流通させ、
 経済を循環器させる役割を…」

というような話をするんでしょうか?
ということです。

どちらかといえば…

「皆さんが欲しいおもちゃやお菓子を
 買うために何が必要なんでしょうか?
 そのためにお金を使っているんです…」

というイメージではないでしょうか?

つまり、
「相手のレベルに合わせて話をする」
ということができる人がコミュニケーション力の
高い人ではないでしょうか?

だから、難しい事や分かりにくい事も
相手の目線に合わせて伝えることが出来るのです。

難しい用語や解釈も自分で咀嚼して
自分なりの言葉にして考えるのです。

そして、相手にわかりやすいように
比喩や例え話を使って話ができるということです。

だから、例え話というのは
相手の持っている世界観や相手の目線に立って
相手に伝える手段になるのです。

相手にとっても、自分に合わせた比喩で
伝わることで、より理解度が高まるのです。

これが自由自在にできれば
相手の目線に常に合わせることができるという
まさにわコミュニケーションの達人では
なるのではないでしょうか?

そう思うと、
私が尊敬している鮒谷さんや神保さんも、
比喩の達人であり、
まさに、コミュニケーションの達人なのです。

やはり、コミュニケーションというのは
思考と言語のコラボレーションではないか
と思っています。

だから、相手の目線に合わせる。
相手の立場に立つ。自分に矢印を向ける。

これは、言葉で言えばシンプルですが
それを実現するというのは本当に難しい。

言うは易く行うは難しなのです。

これを体得するには
修行以外に方法はないのです。

だからこそ、常に考え
相手に対して全力で考え、憑依する。
そして、聞いてもらえるような環境を作る。

これこそが
コミニケーションの真髄ではないかと
感じています。

やはり、日常から意識して実践する。
これを繰り返していきたいものです。

では、皆さま。
今日も良い一日をお過ごしください。

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