ついこの前は朝晩の冷え込みを感じ、そろそろ毛布を出そうかと思っていた。それなのに今は曇り空が増え、じめじめとした日が続く。梅雨がもう目の前まで近づいて来ている。

「光陰矢の如し」とはまさにこのことだ。以前書いたnoteから気づけば7ヶ月もnoteを書いていなかった。「書きます」詐欺をこの期間で何度やっただろうか。「継続は力なり」というが昔から継続が苦手な性分なのでこういう状況は慣れっこである。反省するどころか開き直ってしまっているので救いようがないなと本人も思っている。頑張れ自分。

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言葉にすることをさぼっている実感はあって、おかげさまで心の澱みも感じている今日この頃だ。今の自分の感情を置いてけぼりにしてきた。

僕はそんなに器用ではない。なので感情を置いてけぼりにして仕事に没頭しているとどうにもこうにも気持ちが晴れなくなってくる。

「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と言ってるうちに、一瞬一瞬でなにを感じていたのかすらわからなくなっていく。気づけば生活の中の仕事ではなく、仕事の中の生活になっていく。人生が仕事に乗っ取られてしまうのだ。

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仕事は好きだ。面倒臭がりでだらだらしていたい気持ちがないわけではないが仕事でしか得られない充実感や頭を使う感覚は好きだ。けれど仕事が僕の人生のすべてではない。人生の一部が仕事でしかないし、あくまでも一部だ。

「豊かに暮らしたい」たったそれだけだと思っているけど、どうにもこうにもバランスを取るのが下手くそだ。だから気づけば仕事が暮らしになってしまう。
話したかった人と話せた日。朝起きて家事を済ませれた日。美味しいものを食べた日。どれもこれも普通でただの日常だ。けれどそういう当たり前を愛でることが僕にとって豊かな暮らしなのだ。

今日みたいに雨が降り続くだけの変わり映えのない日も、仕事で成果を出せたしびれる日も僕の暮らしを豊かにする大切な普通なのだ。