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アンジャッシュ児嶋の演技が神な件。

お笑い芸人のアンジャッシュ児嶋について話したいと思います。

アンジャッシュ児嶋。

児嶋だよっのツッコミも好きなんですけど、

児嶋の魅力っていうのがもう一つあります。

アンジャッシュ児嶋は演技がものすごく自然なのです。

(ずっと呼び捨てですが、スター扱いなのであえて呼び捨てで行かせてください。)

児嶋が出てた映画にトウキョウソナタ(2008年製作/119分/日本・オランダ・香港合作)という映画があります。

ある一つの家庭がいろんな事情により、

家族一人一人の事情によりバラバラになっていくという映画です。

結末は一旦横に置いておきます。

その家庭の中の息子(次男)である小学生六年生の男の子の担任役として児嶋が出てきます。

演技がとても自然で児嶋という存在を全く主張してきません。

全く児嶋という自分を主張せずに演じています。

ある程度有名なお笑い芸人が出てるということで結構印象には残るはずなのですが、

見終わった後に児嶋が出てるのを忘れるぐらいいい意味で全く記憶に残らないです。

いい意味で児嶋の印象がないぐらい本当に映画に凄まじく溶け込んでいます。

カメレオンを超える勢いで溶け込んでいました。

まさに映画の一部でした。

児嶋はやはり根が芸人だから自分を主張しない力があるというか、

(心の声:自分何様やねん)

自分を消していました。

芸人さんてほとんどの方がそうだと思うんですけど、

自分を主張せずにその場を運ぶことができるというか。

本当に映画を観た時に児嶋っていう記憶がないぐらい、

児嶋が演じてるのを忘れるぐらい映画に見入った記憶があります。

本当にあの演技は観て欲しいぐらい感動します。

児嶋が演じてるのを、児嶋が演技してるのを観てるのに忘れてしまう。

児嶋が演じる担任がちょっと嫌な担任なんですけど、

熱血の対極に当たるというか、冷めてる担任なんですけど、

その役が本当にうまかったです。

本当にその人に見えました。

映画の題名がトウキョウソナタです。(大事なことなので二回目です。)

コントで鍛え上げられていたのでしょうか、

やはり演技力に関しては全く劣らずで、それ以上の問題でした。

いかに自然に演技できるのか。

いかに自分を主張せずにその映画を成り立たせることができるか。

結論、児嶋は演技上手いです。

一見の価値ありです。

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