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メガドライブミニ2

すでに私は「メガドラミニ2」の購入を決めている。
先日セガの奥成氏が「メガドラミニ2」のユーチューブライブを行った。そこで感じたこと。

サイバースティック推しが強すぎると。

メガドラミニ2のために発売される「サイバースティック」

「アフターバーナー2」は分かるけど「ナイトストライカー」も「サイバースティック」のためのラインナップとか・・・
売りたいのは分かるけどこうもゴリ押しされると冷めてしまう。
あとメガドラミニ2を「オモチャ」とか・・・・
ちなみに私は「サイバースティック」は買わない。

ゲームメーカーの最悪手として特殊なコントローラーが無いと全くゲームにならないパターンがある。
例えばナムコの「レイジレーサー」。「ネジコン」が無いとまともにコントロールできない。同ケースとしてセガサターンの「峠ザ・キングスピリッツ」。これも「レーシングコントローラー」が無いとクリアできない。

ゲームメーカーは時々こういう売り方をするので注意が必要だ。

だが今回のラインナップでアナログスティックが必須なのは「スターブレード」ぐらい。他のゲームは付属のパッドだけでクリアできる。
だから私は買わない。

あとPCエンジンミニの「アフターバーナー2」の出来が良過ぎてメガドラの「アフターバーナー2」でここまでする気になれない。

「ナイトストライカー」は「サイバースティック」の付属じゃなく単に良作なのでラインナップ必須だと私は思う。

最近思うのはセガの奥成氏の思惑とユーザーの感覚がずれているということ。同氏は前回「ゲームギアミクロ」でやらかしている。
モニターが小さ過ぎて(1インチ)ゲームができなかったのだ。
完全にコレクターアイテムだ。
しかも一つのミクロにゲームが4つしか入っておらず、完全新作のアレスタに至っては白い本体をついに単体で売らなかった。
白い本体のミクロを手に入れるには2万もする「アレスタコレクションセット」を購入するしかないのだ。
しかもこのコレクションに「武者アレスタ」は含まれない。

なかなかエグい売り方だ。

搾り取れる所から搾り取るって言うね・・・
そういうメーカーの思惑が見えると途端に冷めてしまう。

かく言う私も「ゲームギアミクロ」が出た年は「アストロシティーミニ」や「アレスタコレクション」のために任天堂スイッチまで買ってしまい、Amazonで7万ぐらい行ってしまった。
反省している。

今しか買えないとか言われるとついね・・・・・

こういうエグいやり方はスクエニが得意とする課金主義とも共通する。
週イベントでしか配布されないレアアイテム欲しさに狂ったようにガチャ課金する。こういうのはハマったら終わりなんだよね。

復刻ハードは心のアイテムである。

課金主義のような脅迫的アプローチをしなくとも普通に安定して売れるジャンルである。

セガよりメガドライブを模した携帯ゲーム機を発売して、その中でダウンロード販売したら?
これ誰もが思っていると・・・・・
なんで毎回新ハード+オプション発売でイベント化する?

突然お祭り騒ぎの狂乱に巻き込まれるのはすごく嫌。

どんな大人の事情か知らないが、今まで出したメガドラミニやアストロシティーミニでもダウンロード販売でゲームだけ売ることはできたはず。
据え置きハードというプラットフォームになる性能も備えている。

または今流行りのサブスクでも良い。
月680円ぐらいでメガドラのゲームをいくらでもできる。
ハードは2年おきでバージョンアップを売ればいい。
買いたいやつは絶対買う。

なんでやらないのか?
任天堂に支払うマージン減るだけでも相当メリットあるはずなのに?
また大人の事情か?

中華エミュという黒船がどんどんレトロゲームを侵食している。
その現状をわかっていない。
レトロゲームというマーケットを軽視している。

中華エミュは時間があったら特集したいと思っている。
それほどハードとしての精度が上がっているのだ。
もう任天堂と同等かそれ以上と言っていい。

もはや任天堂ハードレベルの中華エミュ代表格「アンバーニック」

すでにソニーはPSPのサポートを打ち切っている。
こういう人たちが最後に辿り着くのが中華エミュになるのだが、入ってみるとそこはレトロゲーマーの楽園である。
信じられないことに今や中国人の方がゲーマーのツボを押さえているのだ。
日本人よりも・・・
実は中華エミュがあればメガドラミニなど復刻レトロハードの存在そのものが希薄になってしまう。
だが私はセガが復刻ハードを出したら購入するだろう。
セガはそういうユーザーの気持ちを裏切らないで欲しい。

「出せば売れる」そう言うジャンルでありながらGGミクロは失敗した。
敗因はユーザーを軽く扱って金を搾り取ろうとしたからである。



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