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達成感を…達成感をくれよォ…やめられないんだよォ

会社員時代、もうコリゴリだ!と思いながら仕事をしてた。お客さんからの無茶振り、上司からの無茶振り、何も決めない無駄な会議……
正直辟易して懲り懲りしてた。
ほんまにこいつら何考えてんねん……
と思いながら、我ながらよくやってたなぁと思う。

今なら、いやそんなんムダやん、やめましょう。ってすっぱり言える(気がする)が、なんやかんやがんばってやってたのは理由がある。
やり終えたあとの達成感。達成感を感じるためにやっていた。

達成感は麻薬

以前、刺激がないと……という話をしたが、達成感は刺激そのものである。刺激は麻薬みたいなもんで、一度刺激を快感に感じてしまうともっともっと!となっていく。同様に達成感も一度感じるともっともっと!となる。ワーカホリックはみんな達成感という麻薬に毒されているに過ぎないと思う。前の達成感を超える刺激を常に欲する。達成感が……達成感が欲しい……!

このように達成感は麻薬なので、自分が苦しんでもその先に快感があると信じて、苦しくてもがんばってしまう。がんばれがんばれ……そしていつしか自分を見失い、気づいた時には手遅れ。身体が心がどこかがいびつになり、自分の好きなことすらできなくなる。というかそれすらわからなくなる。仕事にしか居場所がなくなる。そんな人をたくさん見てきた。

そんな悪循環を止めるためには休むしかないんだよな、これ。休んで離れる。達成感から離れる。麻薬のやめ方と一緒でしょ?人間暇になると、色々考える。まあだから暇になりたがらないという面もあるけれど、考える暇もないあなたは、たぶん暇になった方が良い気がするんだよねぇ。
本当にその仕事、そんなにやらなくちゃいけない程、好き?


ではまた。

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