見出し画像

余裕の格差

自分と違う誰かの生き方とハモれずに心がささくれ立つ日はこの世界に生まれた意味をぼんやり考えたりもする

人とうまくやれないと(感じると)、その日一日はなかなか気分が上がらない。落ちる。何が悪かったのか。悪いのは自分か相手か。どうすればよかったのか。グルグルと回る。結局答えは出ない。無駄な思考の繰り返しになる。無駄な時間を過ごしてしまった事にも腹が立ち、悪循環に陥る。20代の頃はずっとそんな感じだった。自分だけが上手くやれないような、自分だけが下手で、自己嫌悪ぐるぐる。

でも、そんなことはなくて、結構みんなそんな感じだと、そう気付いてからは、まあ時々グルグルはするけど、引きずらなくなった。みんな、余裕ないよね。そして自分にも他者にもイライラしてる。

結局のところ、社会の空気感ってそういう所から発されるもので。この10年くらいは世の中の空気がどんどんどんどん他者への許容度が低くなって、諦めも含みながら、なんだかのっぴきならない空気になっていると感じる。それは今回のウイルス騒ぎ以前から。また、お金だけじゃなくて、そういう余裕の格差もどんどん広がっている。

それはこれからもっともっと広がって、余裕のある人はより余裕を得て、ない人はより窮屈になる。正直息苦しいなーっと。

会社員時代、余裕ない人ほど他者を攻撃する意見を言いがちやなと、ずっと感じていた。僕も余裕ない方だったけど、他人を攻撃する人達を見て、ほんと、自分のやるべき事やれよって思っていた。

テンションの上がらないことにパワーを使ってる場合じゃねぇ

ほんと、人生短いんだからさ。

ではまた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?