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カマキリ、あそぼ!!!!

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「カマキリ、あそぼ!!!!」その4

「カマキリ、あそぼ!!!!」その4

拘置所にいたぼくの下へお迎えの人が現れました。名前はハグリッド。
「おまえさんは<ホグワーツ>へ入学せにゃならん」
ハグリッドはそう言いました。

ハグリッドの本名は池田バズーカというそうです。拘置所を出るとき名簿に書いているのを確認しました。

池田さ…ではなくハグリッドはとても優しい人でした。ぼくの大好きなカマキリの話も興味深そうに聞いてくれました。

ただし「ハグリッド」と呼ばずに誤って「池

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「カマキリ、あそぼ!!!!」その3

「カマキリ、あそぼ!!!!」その3

「なんだって。この小説の主人公を<特殊施設>に送っただって!」

とぐろ警察署の責任者である山下非力にたいして、県警の大江インパクトは怒りをあらわにした。

「山下、この責任はどう取るつもりだ」

「ちょ、待って下さいよ。あいつと会ったら分かりますって。あいつはやばい」

山下は口をとがらせた。大江の高圧的なところが山下はいつも嫌だった。

「ほう。そう言うならあらためて話を聞こう。山下、お前は

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「カマキリ、あそぼ!!!!」その2

「カマキリ、あそぼ!!!!」その2

カマキリと遊んだのちに出社、ひと仕事を終えたころ、殺人未遂でぼくは逮捕されました。

警察につれていかれ、刑事さんとお話をしてからしばらくして、ぼくは正式に服役することが決まりました。

いきなりのことで驚いているでしょう。ぼくも驚いています。

ことのあらすじは以下のとおりです。

株式会社トドロキ・エレクトリック・レディランド。どこにでもある普通の電器メーカーです。その本社3階にある営業所

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「カマキリ、あそぼ!!!!」

「カマキリ、あそぼ!!!!」

そう言って、ぼくは手のひらでカマキリをぺちゃんこにしました。

まわりの大人たちは、ぼくとカマキリをじろじろ見ています。友人であるカマキリと遊んでいるだけなのになんなんだろう。ぼくには全く解せませんでした。

カマキリとぼくは昔なじみの友人です。

けれども、カマキリの寿命は人間よりもだいぶ短いので、同じカマキリとずっと友人でいることはできません。なので、ぼくはカマキリという種全体を友人とすること

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