飲食の戦士たちnote

コラム「飲食の戦士たち」編集部です。飲食業界の社長にインタビューを行い、現在までの人生…

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コラム「飲食の戦士たち」編集部です。飲食業界の社長にインタビューを行い、現在までの人生の転機や、起業するきっかけ、苦労話や成功の秘訣など、そしてグルメや求人情報も掲載します。皆さんの参考になれば幸いです。https://in-shoku.info/foodfighters/

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「飲食の戦士たち」とは

キイストンが運営する「飲食の戦士たち」は、飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。 飲食業経営者が社長になるまでの生い立ちから修業時代、そして創業時の苦労話を紹介しております。登場する経営者は上場企業から数店舗の社長まで、さまざまな人生模様が綴られています。企業化している飲食業のほとんどが網羅されていると過言ではなく、飲食業に携わる人にとって『飲食の戦士たち』は貴重なデータベースとなっています。 「飲食の戦士たち」の特徴ビジ

    • 創業者の思いを胸に刻み、挑戦し続ける。~株式会社ペルゴ 代表取締役社長 小林康浩氏

      株式会社ペルゴ 代表取締役社長 小林康浩氏群馬県明和町に生まれる。高校時代から演劇に興味を持ち大学進学後、さらに没頭。社会人になって演劇と仕事の両立を図るが限界を感じ演劇を断念。新しいチャンレジとして東京でCafeを開き飲食の世界に飛び込むが厳しい現実に直面。その後、義父母が経営していた会社に就職し『餃子の王将』FC店の運営に関わる。義父亡き後、社長就任、現在に至る。 1979年、兵庫県南西部、国宝姫路城で知られている姫路市の中地に『餃子の王将・中地店』が開業してから45年

      • ラーメンの魅力、それは自由さにあり!~株式会社CF3プロジェクト 代表取締役 大口竜二氏

        株式会社CF3プロジェクト 代表取締役 大口竜二氏東京都豊島区巣鴨生まれ。一時期、埼玉県川口市で育つが小学校3年以降は巣鴨。高校生のころからサーフィンに取りつかれ、大学卒業後、サーフィンの聖地、千葉県茂原市に居を移し、プロのサーファーを目指す。当地で偶然の出会いから個性溢れるラーメン店「三軒屋」を開業。 プロのサーファーになりたい!巣鴨から茂原市へ。 「プロのサーファーになりたかったんです。25歳までにプロのサーファーになることが夢でした」。そう語るのは、三軒のラーメン店

        • プロの客、舵を切る。~株式会社和僑ホールディングス 代表取締役社長 坂田敦宏氏

          株式会社和僑ホールディングス 代表取締役社長 坂田敦宏氏東京都東村山市出身。地元中学卒業し、建築職人となる。鳶職人、塗装職人を経て22歳にハウスクリーニング業を起業。のちに法人化しビルメンテナンス業を中心にフランチャイズ展開を行い、その他リフォーム・人材派遣・業務請負・IT・芸能・コンサルティングと事業を拡大し、11社のグループ会社をつくる。2012年1月脳幹出血で倒れ、言語障害・半身不随になり、治療に専念するためすべての職務を退任。2年間のリハビリ生活を経たのち、2014年

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          目配り、気配り、心配りのサービス目線で。~株式会社トーヤーマン 代表取締役 當山鯉一氏

          株式会社トーヤーマン 代表取締役 當山鯉一氏5歳から沖縄・那覇市で育つ。高校卒業度、東京でアパレル業界の職に就くことを目標とし、資金を蓄えるため自動車工場で工員として働く。20歳で上京。就職を望んでいたアパレル業界の壁は高く、ある意味、職を転々。悪戦苦闘を重ね飲食業に出会い、魅了され自身の店を持つにいたる。 15歳。マックでのアルバイトが飲食業初体験。 「沖縄県那覇市の出身です。ただ、厳密に言うと戸籍は世田谷区の池尻大橋なんです」と出身地を語る當山氏だが、余談ながら付け加

          目配り、気配り、心配りのサービス目線で。~株式会社トーヤーマン 代表取締役 當山鯉一氏

          高級中華料理をリーズナブルな価格で。~株式会社FANG DREAM COMPANY 代表取締役 孫 芳氏

          株式会社FANG DREAM COMPANY 代表取締役 孫 芳氏中国河南省出身。2002年、中国人留学生として来日。飲食業未経験でありながら、日本で食べた高級中華料理が高価格だったことに疑問を持ち、高級でありながら低価格、リーズナブルな価格で食べられる料理店を2014年に開業。現在、4ブランド15店舗を運営する辣腕。今後の拡大、展開からも目を離せない。 アニメを観て触発され、親近感が醸成された。 2002年、ひとりの中国人女性が成田空港に降り立った。女性の名は、孫芳。こ

          高級中華料理をリーズナブルな価格で。~株式会社FANG DREAM COMPANY 代表取締役 孫 芳氏

          ネバダ州からはじまった、もう一つの冒険。~株式会社フードアソシエイツ 代表取締役 幾田陽也氏

          株式会社フードアソシエイツ 代表取締役 幾田陽也氏 神奈川県 秦野出身。高校卒業後、海外に憧れ、アメリカのコミュニティ・カレッジに進む。向こうで、中古車を購入し、州や国を横断。その時、1人の起業家に出会い、あやふやだった起業への思いが、鮮明な「志」となる。26歳、2006年、東京・上野に1号店を出店する。 ネバダ州の砂漠の真ん中で起業家を助ける。 「アメリカで中古車を購入し、3ヵ月かけ様々な州と国を横断した」と今回、ご登場いただいた幾田氏は笑う。「ネバダ州の砂漠で立ち往

          ネバダ州からはじまった、もう一つの冒険。~株式会社フードアソシエイツ 代表取締役 幾田陽也氏

          日本を代表するレストランを、経営する作法。~株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長 河野博明氏

          株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長 河野博明氏 愛知県岡崎市出身。大学在学中に、ワンダーテーブルの前身となるレストランでアルバイトをはじめ、飲食業の面白さに目覚める。大学卒業後、別の飲食企業に務めるも、方向性の違いを感じ、ワンダーテーブルからの誘いで入社。30代半ばでロウリーズの総支配人となり、2017年より営業部長、2019年取締役、2023年6月、代表取締役社長に就任。 少年のコンプレックス。 今回、ご登場いただいたワンダーテーブルの河野社長が、愛知県岡崎市に

          日本を代表するレストランを、経営する作法。~株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長 河野博明氏

          毎日がStarting Over~株式会社スターティングオーバー 代表取締役社長 荒木裕伸氏

          株式会社スターティングオーバー 代表取締役社長 荒木裕伸氏 広島県三次市出身。地元の高校を卒業後、近畿大学理工学部に進学するも、19歳で初めて食べた“吉野家の牛丼”の味に魅せられ大学を中退。アルバイト店長として吉野家に就職。以後、吉野家の新業態~吉野家ではできないことに取り組む~として創業した“スターティングオーバー”で2022年、社長の座に。19歳から現在まで24年、吉野家ひと筋に邁進し、歩み続けている。 社名には、大別すると創業者の名(苗字)を使った社名と創業者の思想

          毎日がStarting Over~株式会社スターティングオーバー 代表取締役社長 荒木裕伸氏

          美味しい食事は「人生を楽しむ」ためにある。~株式会社OBIETTIVO 代表取締役 馬場圭太郎氏

          株式会社OBIETTIVO 代表取締役 馬場圭太郎氏 1971年、新潟県生まれ。幼い頃から料理人になることを目標に調理師学校卒業後、「シェ松尾」「ビストロダルブル」などを経て、94年イタリアへ。シエナ、サルデーニャ、シチリアなどで、約5年間修業を積む。帰国後、「ナプレ」「ラ・スコリエーラ」のシェフを経て、07年、「タロス」オープン。現在、渋谷・葉山などに3ブランドを展開。 誰しもが幼い頃、将来は「スポーツ選手になりたい」「宇宙飛行士になりたい」「パティシエになりたい」「医

          美味しい食事は「人生を楽しむ」ためにある。~株式会社OBIETTIVO 代表取締役 馬場圭太郎氏

          NTTドコモ研究所出身、若手経営者、現る。~株式会社ミッション 代表取締役 南澤一輝氏

          株式会社ミッション 代表取締役 南澤一輝氏 東京工業大学大学院卒。NTTドコモ研究所で、ビッグデータを研究し、27歳で父親が経営するミッションに入社。2024年1月より代表取締役に就任。ちなみに、サーフボードで有名な「ジャスティスサーフボード」は、サーフィン好きな父親が立ち上げたサーフボードのブランドである。 サーファーならだれもが知っている「ジャスティスサーフボード」。 サーフィンを好む人なら誰でも知っているらしい。今回、ご登場いただいた南澤さんの父親が起業された「ジ

          NTTドコモ研究所出身、若手経営者、現る。~株式会社ミッション 代表取締役 南澤一輝氏

          村でいちばん貧乏だったという少年は今、日本でいちばんの幸せ者になっている。~株式会社ハイデイ日高 代表取締役会長(執行役員会長) 神田 正氏

          株式会社ハイデイ日高 代表取締役会長(執行役員会長) 神田 正氏 中学卒業後、職を転々として、20歳の時にラーメン店ではたらき始める。1973年、中華料理「来々軒」をさいたま市大宮区宮町に創業。「ちょい飲み」需要を取り込むなど、駅前のロケーションを活かした独自戦略でブランドを確立。1999年に株式を公開。2023年までは東京・埼玉・神奈川・千葉の駅前を中心に展開していたが、2024年以降は群馬・栃木・茨城などのロードサイドへの出店も増やしていくという。首都圏以外でも、日高屋

          村でいちばん貧乏だったという少年は今、日本でいちばんの幸せ者になっている。~株式会社ハイデイ日高 代表取締役会長(執行役員会長) 神田 正氏

          板前クオリティ。~株式会社すぎうら 代表取締役 杉浦茂樹氏

          株式会社すぎうら 代表取締役 杉浦茂樹氏 若くから料理人の世界に入り、26歳で独立。京都の花街、宮川町「京味」で3年間、務め、修業している。独立したのは、料理の世界に入り、10年後のこと。2024年現在、京都、大阪、東京に5つのブランドを展開している。 高校をたった3ヵ月で卒業したやんちゃ少年の就職先。 ひょうきんで明るい少年だった。 「どちらかというと落ち着きがない、そんな小学生だった」と笑うのは、今回、ご登場いただいた京都の名店「すぎうら」の代表取締役、杉浦茂樹さ

          板前クオリティ。~株式会社すぎうら 代表取締役 杉浦茂樹氏

          飲食業の魅力は、根づき永続することにあり。~株式会社ユニバーサル・ダイニング 代表取締役社長 呉 成煥氏

          株式会社ユニバーサル・ダイニング 代表取締役社長 呉 成煥氏 東京都出身。高校卒業後、知り合いの会社のビリヤード屋で店長を務め、その後、賃貸の不動産会社に就職。1年弱、経験を積んだ後、売買を扱う不動産会社に転職し、27才で自ら不動産を扱う会社を起業。2003年、友人と後輩と一緒に「アセット・インベスター」を設立し、2017年「ユニバーサル・ダイニング」として独立。モットーは「One for All、All For One 、All for Happy」 飲食店を経営するよ

          飲食業の魅力は、根づき永続することにあり。~株式会社ユニバーサル・ダイニング 代表取締役社長 呉 成煥氏