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「学び、考え、工夫し、実行する」ことについて

メインビジュアル(上記)の写真、どうでしょうか?タイトルと合わないと感じる人もいると思います。けれど、この写真が「学び、考え、工夫し、実行する」にぴったりだと思って選定しました。仕事の上での意思決定って、ロジカルに考えているようで、実はこのくらいイメージ(ぐちゃぐちゃ)で進めているなぁ、と感じています。


今回は当社(株式会社Insity)の行動指針の中にある「学び、考え、工夫し、実行する」ことについて書いていきます。その前にまずは当社のCREDOを説明させてください。

株式会社Insityの「CREDO」


・学び、考え、工夫し、実行する
・期待を1つ上回る
・+αの価値を1つ出す
・継続できることをする

この中の1つ目にある言葉が「学び、考え、工夫し、実行する」という言葉です。

一般的には「学んで→実行する」が良く聞く言葉かと思いますが、ここに「考えて、工夫する」ことを入れているのがポイントになります。

「学んで→実行する」では足りない

「学んで→実行する」については、学校で勉強してテストで点数を取るのと同じイメージです。本やネットで得た知識をそのまま試してみる感じですね。学生時代はそれでもかったかもしれませんが、社会ではそんなに簡単に正解にたどり着けません。

また、学んだことをそのまま実行して失敗した場合、実はほとんど経験にならないと思っています。誰かの知識で失敗しても、自分事として捉えにくく、その人の言っていることが間違いだった、かのように捉えてしまいがちだったりしますね。

よく、「実践で学ぶ」という言葉を耳にすると思いますが、この「実践で学ぶ」には実は「考える」ことと「工夫する」ことが入っていると思っています。

では、「考える」こととはどういうことでしょうか。

「考える」こととは?


「考える」こととは、「学んだこと」が「本当に自分のやろうとしていることに役立つか」まで落とし込むことです。

例えば当社運営のメディア「いぬのこと。」「ねこのこと。」「どうぶつのこと。」であれば、サイトのアクセス数を増やすために以下のような知識が必要になってきます。

・流行を捉えること
・季節のイベントなどの情報
・人気になりやすい動画コンテンツのチョイス
・読まれやすい記事の書き方
・SEOの知識

例えば、本やネットで調べて「人気のキーワード調べて、そのキーワードの記事を作りましょう」という情報が出てきたとします。

上記の情報から「人気の犬種」を調べて、トイプ、ダックス、チワワなどの上位の犬種の記事を作って運用するとどうなるでしょうか?

結論、それだけではアクセスは全く伸びません。

人気のキーワードで対策するという情報自体は間違いではないのですが、これが当社のメディアに合っているのか、をちゃんと「考える」必要があります。

この例で「犬種」で調べる人はどういう人なのか、を考えるとおのずと答えがでてくると思います(癒し動画を目的とする人は、犬種では調べませんね)。

学んだことを深堀りし、自分のやろうとしていることに当てはめていくことが必要で、そこまで「考える」ことが重要です。

「工夫する」こととは?

それでは「工夫する」はどうでしょうか?「考える」ことは、学んだことを自分のやろうとしていることに当てはめる作業でしたが、「工夫する」ことはそこから業務効率化を図り、継続可能な状態にしていくことです。

先ほどの事例で「考えた」結果以下のタスクになったとします。

・流行を捉えること →ペルソナを作る
・季節のイベントなどの情報 →年間行事を調べる
・人気になりやすい動画コンテンツのチョイス →SNSメディアの調査
・読まれやすい記事の書き方 →アクセス数の多い記事を参考に学ぶ
・SEOの知識 →常に最新情報をアップデートして対応

上記の内容をすべて実行しようとすると、一人ではできないし、人をアサインするとその分の費用が発生します。一所懸命がんばって、一度は試すことができたとしても、継続して実施するには現実的ではなくなります。

そこで、「工夫する」ことが必要になります。

・タスクの優先順位をつける
・ハマれば効果の大きいタスクを見つける
・作業を自動化できるものを見つける
・作業を簡素化/効率化できるものを見つける
・やらないことを決める

例えば、「年間行事」については、手作業で調べずともスクリプトで自動取得できますし、「SNSメディアの調査」はベンチマークするアカウントを絞ってしまうことで簡素化/効率化できます。

パワーをかけることと、やらないことを明確にして、「工夫する」ことが重要です。

いよいよ「実行する」→そして失敗もする

「学び」「考え」「工夫する」ところまで来て、いよいよ実行になります。
ここまで考えたのですから、成功を期待したいところですが、現実は甘くなく、その上でたくさんの失敗が待っています。

失敗の原因は様々で、「学び」が少なかったり、「考え」が甘かったり、「工夫」が足りなかったり、「実行」が少なかったり。

ここからはPDCAをひたすら繰り返して改善していくのですが、ここまで準備しての失敗と、単純に実行しただけの失敗は経験が確実に違います。

このようなトライを繰り返しながら、会社としても個人としても成長していく、という想いを込めて、

「学び、考え、工夫し、実行する」

という言葉になっています。

以上、株式会社Insity のCREDO「学び、考え、工夫し、実行する」の紹介です。

最後に

株式会社Insity(インシティ)ではいろいろな職種で一緒に働くメンバーを募集しています。

・webプロデューサー
・webディレクター
・エンジニア
・webデザイナー
・コーダー
・webマーケター
・カスタマーサポート
・獣医師採用特別枠

もし興味を持っていただけたなら、カジュアルエントリー形式(話だけでも聞いてみたい)でも構いませんので、お気軽にお声がけください。





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