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自分勝手なガールズトーク

kと会った日はどうして涙が溢れるのだろう。
恋心とかそういった類ではないと思う。
「魂の結露のようなものだ」とよく書いているけども、私の感情とは別に涙が出てくる。いつも頭を整理するために文章を綴ることが多く、誰かと共有したいとか話したいとかが念頭にあって書くことはあまりないけど(それでもコメントはもちろん嬉しい!)、今日は仲良くしてる皆さんに聞いてほしくて、一方的に話すような感じで書きたい気分です。枕持って、すっぴんで今日のことを聞いてもらう感じ。自分勝手でごめんなさい。

3ヶ月ぶりにあったkは淡々と話し、どこかボーッとしていた。仕事自体は前職とは違い、事業の「種」を作るような、私から見たら、ごく一部の優れた人しかできないようなことで、凡人の私には異世界。もはやチームというより、必要あれば上長に確認するけど、一人で考え一人で行動。でも、相変わらず、本当に相変わらず、淡々と仕事をしている。「仕事で一喜一憂できる人が逆にすごいと思う。別に今の仕事無くなっても構わない」と、明らかにそういう人をすごいと思ってないところも全く変わらず。こういうところ、成田悠輔にそっくり。死生観とかやる気のなさ、他者への関心のなさ、興味を持ったところにだけ一人探求する感じが本当に似ている(だけど本当は常人ができないことができる。ムカつく)。

kとは3年の付き合いなので、こういうボーッとした時期も知ってる。と思えば、周囲のものを恐ろしいほどバッサバッサ切って、ものすごい勢いで話し続けたり、ゲゲゲの鬼太郎の髪の毛が逆立ってるような時期もある。だから、今回のボーッとしている状態も私には珍しいことではない。そういえば、私がコーヒーを淹れながら「それで、数ヶ月ぶりにあったのに、かわいいとか綺麗とか言えないわけ?」って笑いながら言ったら、心底めんどくさそうに何かぶつぶつ言ってたけど、もはやどうでもいい。そういう人なの。

なのに、絶倫さは相変わらず。絶倫という言葉さえ陳腐に思えるほど怖い。多分、これがkの主人格なんじゃないのかな。何か夢中になったり、思考を回らしたり。頭を極力使わないようにしているらしいので、その辺でバランスを取るために「ぼっとしている」状態の人格が時々出る。私のことなんて見えてないって、大切にされてないって、普通の女性なら怒って去るだろう。けど私はkを見ていたい。私は私で私を大切にしているから、kに大切にされるかどうかはさほど重要ではない。

kも言ってたけど、普段kは自分の興味があること「だけ」を積極的に取りにいって生きてる。だから普通の人の情報は入ってこない。私を通してそれを知る。vivantだとか、ルーブル展の愛について、宗教と愛、娘とカラピチのこと、仕事のこと、そういう私の日常を聞くためにも会ってるんだって。

今日は皆さんに聞きたいことがあるの。kとそれについて話していたのだけど、それは女性陣に聞きたいことだなって思った。noteやってるなんてkには言ってないから、「なかなかそういう話はできないんだよねー」と言いながら、「今夜は帰ったらみんなに聞いてみよう」って思ったわけです。

興奮状態の私をニヤって見てくる男が嫌い

20代の独身の頃、オヤジキラーだった。自分より年上の男性が好きだったし、そういう人が寄ってきた。私は同年代には興味なくてサッと逃げてしまうし、年下で変わった人は何人か来たけど、基本年上。(花野ちゃんみたいなおじさまのアイドルには無論なれない)。その時の記憶と、ここ数年出会った男性らで感じたこと。
ことの終わりに愛おしそうに、私を見て微笑む、とかならいい。そうじゃなくて、「これから始まるよー」って、キスとか愛撫で私が興奮している状態の時。普段は仕事もできて、スマートでかっこよいのに、見たことのないような、ちょっとニヤニヤ混じりの一秒の微笑み。あれが、嫌い(笑)。
私だけなのか? ハズレ男性だったのか? なんか、私が体をヒクヒクしてる様をみて、一瞬見せるいやらしい微笑みが、「キモい」って思ってる。笑うな。ここは笑うな。まだ終わってないんだぞ。この状態に一瞬たりとも満足するな。美しくない。だらしない。もっと真剣に獲物を狙う男の姿を見せてほしい。

皆さんはどうですか?

いうほどニヤニヤしてるわけではないのだけれど、微笑むだけで「きっしょー」って思うぐらい、そこには一切の笑みを入れてほしくないの。戦いの前の戦士がそんな表情したらダメでしょ? 真っ先にやられるやつじゃん? 笑うなら、冷淡で残酷な犯罪者のような冷たい笑いを、呆れた表情での笑いならいい。
ちなみにkがその状況で笑うことは一度もなかった気がする。異常性をもった博士のようではあり、私の体を研究材料のように触り、観察している。そこには愛情は感じられないのだけれど、私はどうも興奮する。ただしこれは、圧倒的な男性性と美しさがなければ成り立たない気もするので、これはやはりkに対して感じてることなのかも。

「イっていい?」が好き

だんだん書いていて恥ずかしくなってきたけど書いてしまおう。その状況の時、「イク!」って言い放つ男性と「イっていい?」という男性。タイミング的にはほぼ同じだし、「まだダメ!」なんて断ってもk曰く「注文取り消し不可。この状態でやめたら立て直しは難しい」らしいけど、後者のほうがなんか余裕がちょっとだけありそうで、好きw。一緒に終われる感じがするというのもある。でも女性は断り入れないな、そういえば。で、無論kは後者しか言わない。そういう話をkとしたけど、「イク!」って自分勝手のようで、でも自分にだけ見せる可愛い姿にキュンとする女性もいるのでは?と分析していた。ちなみに「イっていい?」も「いいよ」と言われる前提で、慈母への甘えも含まれてるとのこと。あとは、「まだまだ続けられなくて、申し訳ない」といった気持ちも含まれるらしい。kの場合はその前が長く激しいので、寧ろ「もう早くいって、体がもたない」しかない。
皆さんどうですか?

ああ、よかった。超絶しょうもない問いを書いてたら、魂の結露はピタッと止まった。
ちなみに上記二つ。Lくんはkと逆。つまり私が好きじゃないとこ。ねむいねこさんが指摘してくれたように、二人は逆すぎるのだ。かといって、「やっぱりkが好き」とは思わない。Lくんはkのような怖さはなく、居心地がいい。これぐらいの温度の好きがいい。kが好きか?と自分に問おても、違うような気がする。体だけの関係か?と問おてみても、そうかもしれないけど、だからなんだと自分が逆ギレしそう。ただわかるのは、相変わらず、ずっと話して聞いてしているだけで楽しくて、止まらなくて、お互いが独立していて、だけど出会わずにはいられなくて、必要としていて、そして「じゃあまたね」って別れて、その夜の魂の結露するということ。それだけだ。

本当にしょうもない文章を書いてるわ。だけど最後にこれだけ書いておこう。

高尚さと下衆さを自由に行き来できるのがいいよね

こうやって私は自分の魂を磨いていくのだ。
聞いてくれてありがとう。
おやすみなさい。





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