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環境問題を意識できないのは学校のせい

45回目の投稿

 みなさまこんにちは。熱くなり、エアコンが必要不可欠となりました。台風6号や7号の対策もお忘れなく。

職員室がキンキン

 先日とある女子高校生さんのYouTubeショート動画にて「職員室だけいつもキンキンでいいよね、先生たちずるい」との内容がありました。

 どの学校でもそうなのでしょうか。私たち学生が通う学校にある「職員室」という特別な部屋はいつでもエアコンが効いているのです。夏はキンキン、冬はあったか。

 そのくせ教室のエアコンについては「電力消費量削減のため、時間制限を設ける」やら「温度は28℃」とか言っているわけです。私の学校の職員室のエアコンの温度は24℃でした。この状況に生徒たちは「理不尽だ」と感じているわけです。

 なぜこのようになっているのかを考えると、やはり根底に「子供たちが我慢すべきだ」という考えがあるからでしょう。別にそれはそれでいいのです。私たちだって電力消費量を少しでも削減するため、我慢すべきなのです。

 ただ、それは大人である先生方も同じなのではないか、と思いました。大人だからとか子供だから、ということではなく、同じ地球に住む人間として環境問題への意識を持つことは共通の義務なのではないかと思います。

 私たち生徒は「自分たちは「子供だから」我慢しているんだ」という考えを持っています。「環境」なんてもの全く意識外ですね。エアコンを我慢してるのは、「子供だから」。「環境のため」じゃない。私たち学生は根底ではこう思っていますね。思っているというか、思ってしまうのでしょう。

意外とテキトーだった私の中学校

 意外と「学校」という場所ってひどいですよ。節電も節水もガバガバですし、分別だってあんまやっていません(笑)。やっているようで、あんまやってないです。(ここでの「やってる」は結構厳しめの「やってる」です)

 中学生のとき、何かの授業でキットが一人一個配られて、包装してた紙箱とプラ(袋みたいな)が人数分大量に出てきたのですが、ぜ~んぶまぜてゴミ箱行きでした。さすがに「えw?」ってなって先生に言ったら、「業者が全部可燃物扱いで持ってくから意味ないって上がいってた、ごめんありがとね」と言われました。その業者も中々ですが、まぁびっくり。35人の学級の1時間の授業でゴミ箱一つがうまりました。

 年末の校舎掃除のときは特に「テキト―だなw」と思うようなことが多いですね。特によくあったのが

・学園祭で使ったでっかいゴミ(分解可)をゴミ袋に突っ込んでゴミ出し
・スカスカのゴミ袋20個(もうちょっと入るやろ)
・洗剤使いすぎ

上3つでしたね。スカスカのゴミ袋は印象的でしたね。多分8割まで入れたら5個で済みそうな量のごみを20袋に分けて入れてましたからね。詰めすぎるなと言われても流石に無駄でしょう(笑)。

12年間を学校で過ごす

 私たち子供は少なくとも9年間、長くて12年(大学は除いて)間、「学校」という場所で過ごします。12年となると、人生の7分の1の結構長い時間です。子供たちは上のような現場を12年も見ながら生活していくわけです。そりゃあ大人になって「環境問題」なんて気にするわけがありません。なぜなら、上のような状態が「あたりまえ」なのですから。

 正直いって、私たちがいくら分別をしてもいくら節電をしても、企業や学校といったスケールの大きいものが動かないと環境問題は改善されないでしょう。
 特に、教育機関は子供たちに生活の仕方やルールを教える場です。それなのに、見本となる状態が上のようだと、子供たちの常識も改善はされないでしょう。

 環境問題への意識が低い理由の一つには、「学校」があるのではないか、私はそうコロナ療養中の頭で考えていました。 

編集後記45

 ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。コロナはきついですね。ただの風邪とはちがって長いしのど痛いし味しない。最悪の風邪ですね。

 では、またいつか。


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