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男性社員の育休インタビュー【後編】育休中の過ごし方、育休をとって良かったこと

インターリンクでは、2023年に育休取得対象となる男性社員が4名いた中で、3名の男性社員が育児休業を取得しました。
今回は育休を取得した男性社員へのインタビュー後編となります。

前編では「育休を取得した経緯」について聞きましたが、後編では「育休期間中の過ごし方」や「育休を取得して良かったこと、大変だったこと」などを聞きました!



ー2007年に中途採用で入社して現在は17年目、ICTサービス事業部で次長を務める掛橋さんに引き続きお話を伺います。

育休の期間や過ごし方について

ー育休はどのぐらい取得されたんですか?

4カ月半取得しました。最初の3カ月くらいは夜眠れない時期も続くと聞いていたので、育児は夫婦2人でやった方が絶対に余裕があるだろうなと思って。
私はクライアント先に常駐して仕事をしているんですが、3月20日が出産予定日だったので3月15日には現場から引き上げる予定でした。

ー「予定だった」ということは実際は違ったんですか?

そうなんです。実は予定日よりも大分早く、2月24日に産まれたんです。1週間くらいは入院して、その後退院して自宅に戻ってきました。まだ常駐先の業務をしていたので、申し訳なかったですが預けられる業務は他の人に全部預けて、残りは午前中だけ仕事をして午後は半休するなどして半月乗り切りました。

ー育休中はどんな風に過ごしていましたか?

午前中は私が寝ていて、妻が子どもを見ていましたね。昼間は妻が家の掃除や買い物などをして、今度は私が子どもを見て。19時になったら2人で子どもをお風呂に入れることにしていました。
夜は、私は子どもをゆらして寝かしつけて、23時くらいになったら妻は寝ていましたね。

小さいうちは夜間授乳があったので、妻が授乳した後、追加のミルクは私があげていました。ミルクをあげて寝かせて、また1時間半くらい経ったらミルクをあげていましたが、午前中に睡眠を取るようにしていたのでうまくまわっていたように思います。

ー最初の3カ月は夜間授乳が大変ですよね。とはいえ、話を聞いていると余裕があるようには感じました。

そうですね。大人が2人いて、片方が見ていれば良いので、お互いにちょっとずつ余裕はあったかなと思います。
子どもが昼寝をしている時はお互い好きなことをする時間もつくれましたね。妻は配信番組を見たり、私はゲームをしたり。

育休を取得して良かったこと、大変だったこと

ー育休を取得して、良かったことは何ですか?

産まれた後、1カ月2カ月と一緒に生活していくと、もう子どもが愛おしくてしょうがないです(笑)
正直、毎日仕事をしていて、夜に帰ってきて少しだけ育児にするくらいだとここまでの気持ちは芽生えなかったのではないか?とも思っています。もちろん、月日が立てば愛着がわいてくると思うんですが、私の場合は育休の最初の1~2カ月で一気に芽生えました。

ー大変だったことはありますか?

最初はよく分からないことだらけですね。沐浴(新生児期の赤ちゃんをベビーバスなどで洗うこと)は大変でした。洗面所でやっていたのですが、10分以上も中腰の状態をキープするのはつらかったですね。

当時は、子ども(赤ちゃん)をどこかにぶつけたら大変とか、腫物を触るように扱っていましたね。今は雑になりましたが(笑)


逆に寝かしつけられる、育児あるある。微笑ましいです。


育休取得を検討する男性へメッセージ


ーでは、最後に育休の取得を検討している男性や、ここまで読んでくださった方向けにメッセージをお願いします。

育児って人生で初めてのことだし、分からないことだらけだと思います。
何かあった時に半分頭を仕事で使っていると、考えきれずパンクしちゃうこともあるのかなと思っていて、夫婦で衝突する可能性があるくらいなら、今後の夫婦関係や生活のことを考えて育休を取った方が良いのかなと。
というわけで、昔と違って社会保障や制度も変わってきていますし、できることなら育休を取得するのをおすすめします!

あとは、「子どもはまだまだ先かな」という人も、貯金や副業などの準備をしておくとかも良いかもしれないですね。


お出かけ中のひとコマ。


時代の変化に伴い、男性の育児参加も増えてきました。もちろん、各ご家庭の方針や考え方もありますが、インターリンクでは社員の希望にあわせた柔軟な育休取得や働き方を実現できるよう、制度見直しなどの取り組みを続け支援していきます。

また、育休を取得した社員たちが、どのように復帰し、その後はどうやってワークライフバランスを保っているのか?といった後日談についても改めてインタビューしてみたいと思いますので、こちらも楽しみにお待ちください。