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赤身肉:learn meatと赤肉:red meatは違う

健康に気を使う日が続いていますね。
○○肉が体に良い!という議論が世界中で行われていますが、お肉の分類は実は奥が深いようです。誤解しやすいワード代表をご紹介しましょう。
赤身肉と赤肉です。英語では learn meat と red meat 。

赤身肉 learn meat は脂肪の少ないお肉です。牛肉を指すことが多いようですね。
対義語は 霜降り肉 marbled meat でしょう。

一方、赤肉 red meat は牛肉や羊肉(=赤色の濃い肉)そのものを指します。
対義語は、鶏肉、子牛肉、豚肉など、赤色のあまり濃くない動物の肉で white meat ですね。*1

"国際がん研究組織(IARC)の報告で赤肉 red meat には発癌性がある*2から、霜降り肉を選んで食べようっと"→誤解です。
今日の記事をお読みになったあなたはお分かりですね。

*1 日本食肉消費総合センター http://www.jmi.or.jp/info/glossary.php?keyword=%90%D4%93%F7
*2  http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2015/pdfs/pr240_E.pdf

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