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無意味な反省を求める事=虐待

おはようございます。

タカシです。

先日やっとトレーナーっぽい仕事をしました。

その時に僕が書いた文章が上手くライターさんに伝わらなかった事を反省に本日は書いてみます。

文章力がないってことは自分の言いたいことを伝えることが出来ないって事なんですね。。。

文章力を磨かなきゃ。

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悪い顔のシオン君ですw

日課のマッサージを途中でやめて放置してみたらこんな顔してフヌフヌ近づいてきました。

すこし変な顔をした時に「なんな!その顔w」と笑ったため、「この顔はタカシが喜ぶ!」「この顔したらマッサージの続きしてくれるかも」と考えた結果です。

精一杯のおねだり顔ですw

ー無意味な反省を求めないー

犬は人間と違う生き物です。

人間の言葉をどこまで理解しているかは別として、反省はしません

よく「反省しなさい!!」と怒られて反省してるっぽい行動や顔をしますが、飼い主が怖いからです。

怖い雰囲気から逃げる方法を探っているからです。

怒るとすぐにお腹を見せるプライドのない犬。

大学時代の後輩が自分の飼い犬のことをこう言っていました。

お腹を見せるって絶対服従のサインだと言われていますが、この犬は多分違います。

お腹を見せたら怖いこと無くなる学習した結果です。

怒られたこととは関係ありません。

犬は反省しない生き物です!!

人間の言葉で「反省しとけ!!」は虐待です!!

反省しているように見えるのは飼い主が怖いからです。

こうすれば怖い事から解放されると飼い主が教えた結果です。

ーほめる・しかる・おこるー

「ほめて育てましょう!!これを陽性強化と言います。」只今大ブームのトレーニング方法です。

なぜブームなんでしょう?

理由はたくさんありますが、叱るトレーニングよりも簡単だからです。

陽性強化のトレーニングを少しかじるとこんな誤解も出てきます。


「ほめるだけでは限界がある。。。」

or

「叱ったりする時代遅れのトレーニング法は虐待だ!!」


前者はほめるだけで失敗をしてしまった僕のようなトレーナーが陥ります。

後者は偶然ほめるだけで上手くいった経験が多いトレーナーが陥ります。

両方とも勉強不足・実力不足からきます。

褒めるだけで限界を感じたのは、ほめるため環境整備や条件整備そのたもろもろが出来ていないのにトレーニングを始めた結果です。

上手くいった例は色々なことがプラスに働いた結果です。

この結果次第でトレーナーはどちらかに傾きます。

僕のように「叱ることも必要」と考えるか「虐待」ととるか。

両方とも危険なトレーナーです。

虐待ととらえたトレーナーは陽性強化信者になり叱るトレーニング法を頭の中から抹殺します。

必要ととらえたトレーナーも陽性強化信者を「流行に乗っているだけ」と小ばかにして抹殺します。

両方とも考えることを止めたんです。

トレーニングは考えることです。

褒めるにしても叱るにしても意味があるんです。

その意味を考えて「今は褒めるべきか?叱るべきか?」両方の目でメリット・デメリット考えることが重要です。

トレーナーは思考停止してはいけない仕事です。

怒ることは論外です!!

怒るとは自身の感情に引きずられて、イライラをスッキリさせるためにとる行動です。

怒ることでイライラから解放される。

報酬を自身に与える行為です。

報酬は常に対象犬に与えなければ意味がありません。

ー叱りっぱなしにしないー

難しかったというのはここです。

「犬を叱るときは、叱りっぱなしにしない事。正解行動を教えて必ず褒めて終わる事」ここを書いたときに「?」が飛んだみたいです。

叱ることはとっても難しいテクニックです。

先に書いたように叱られて反省はしません

と言うか反省出来るタイミングで人間は叱れません

犬が「あれ?今の行動ってダメだった?」と気づく場合もあります。

そんな適切叱ることが出来れば反省するかもしれません。

が、

そのタイミングは人間はほぼ読めません

「今の行動ダメだった?」とアイコンタクトを取って聞いてくることもあります。

ここで叱れば?

それもダメなんですw

アイコンタクトを取って聞いてきた。

その事は褒めるべき行動です。

「その行動はダメだけど、気づけた事は賢いね。」と難しい事を伝えなければいけません。

「やってしまった。。。」「わるかった」と犬が思う瞬間を読むことは相当難しいです。

どうしても人間は後手に回ります。

だからこそ叱りっぱなしにしないんです。

そこの感覚的なものが説明難しいため、「犬を叱るときは正解行動を教える」ことが重要なんです。

叱りっぱなしでは犬はどうして良いかわかりません

「ダメ?なにが?」「どうしたらいい?」

となり叱られた行動は、また叱られる恐怖心からだけで一時的に収まります。

しかし、「こういう時はこうしなさい!!」と正解行動を教えられていないため恐怖心が薄らいでくると再発します。

再発したのを止めるためにさらなる恐怖心を与える。

収まる。

再発。

恐怖。

虐待のループです

叱ったら必ず正解行動を教え褒めて終わるんです。

ーシオンの「ハンセイ」ー

シオンは叱られると「ハンセイ!!」と言われますw

この「ハンセイ!!」は「反省」ではありません。

飼い主の手にマズルを持っていくです。

「お座り」と同じです。

これはシオンに「今の行動はダメ(今の自己判断は間違っている)!!」と叱った後「そんな時は人間に聞きなさい(人間の判断に従いなさい)」と教えるためのです。

シオンは反省していません

「ハンセイ」することで恐怖から解放されることを報酬にした。

何かあったらとりあえず人間のそばへ行くのが正解と教える芸です。

それ以上の意味はない芸です。


長文にお付き合いいただきありがとうございました。

相変わらずの説明下手です。

頭の中がこんな感じでワチャワチャしています。

で、突然ヒューズが落ちたようにプツンと静かになり何も出来なくなります。

まだまだ回復していませんね。。。


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2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです