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学校に行くか行かないかではなく

学校に行くのか、行かないのか。
小中学生にとってこの2択は、結構シビアなものがあります。
行かないって決めると、途端にその子の居場所がギューッと狭まり、家にこもる子が多くなりますね。結果として、ゲームの世界に没入するなんてことも多くあります。
しかしながら学校という集団行動についていくことができない子も一定数いることは事実。では、行かない、行けない子たちをどうするかについて、フリースクール的な取り組みはありますが、教育としてはそんなに議論は進んでないような気がします。来ない子は仕方ない。そんな声さえ聞こえてくるようです。
引きこもりに繋がり、何十年もしてから親のアクシデントで明らかになるなんてこともありそうです。それじゃあダメです。

今日は午後から、近くの自治会館を借りて学校行かない子の集まりをしてました。きちんとした名前もない、何となく学校行ってない子が来れるゆるーい場所です。なぜこれがスタートしたのかは別の機会に書こうと思いますが、スタートしてから1年経ちました。
1年やっていると、来ている子達の様子も変わってきます。同年代と小規模に交わることで、たぶん何かが変わってきているのだと思ってます。前を向くというか、面構えが変わってくるというか、前髪が短くなるというか。とにかく変わります。
そういう居場所が、学区に1つずつとかあると、学校にとっても助かると思うんですけど。学校は、学校外でやることに不器用なことが多い気がしてます。なんとかしなきゃならんことです。

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