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恩師②〜教員編〜

プロローグ


今回は恩師について(教員編)

前回の記事で恩師について(学生時代)かきました。

https://note.com/inukai11/n/n2c2815cbca47

以前の記事で4年間の講師経験を書きました。

https://note.com/inukai11/n/nb813f8121090

4年間の講師経験を見ればわかると思いますが
最初の2年間、本当に残念教員でした。
「こんな奴が教員なんてやるなよ。」
昔の自分にそういってやりたいです(笑)

最初2年間は色々な人に迷惑をかけました。
主任と喧嘩。
保護者とバトル。
人の文句と言い訳しか言わない。
問題ばかり起こしていたと思います。

「生意気な新人だな!身の程わきまえやがれ!」
「教員としての資質がないからやめた方がいい」
「お前とは今後一生働きたくない。」

その他もろもろ、人格否定されることもたくさん言われました(笑)

もちろん、そんな状況を恩師は人づてに聞いてたので知っていました。

正直。
恩師に顔をあわせられない。
〇〇先生が恩師ですと、口が裂けても言えなかった。
バスケ界じゃスーパーな先生だったので今の自分じゃ先生の顔に泥を塗るから。
「〇〇先生の教え子なのにダメじゃん。」
そう思われたくなかった。
メンタルはボロボロでした。

けど、恩師と会うのを避けるなんていうのは弟子としては無理なので、結局何度も会いました。
正直会うたびめちゃ叱られるのかなと思っていたので会うのが怖かったです。
けど違いました。恩師は私を助けてくれました。

恩師がくれた、きっかけとなる言葉

「お前ずいぶん色々と大変らしいじゃんか〜」
いつもそんな軽い程度の返答が返ってきました。(笑)
1回も怒られることはありませんでした。
正確にいうと迷惑ばっかりかけてる自分のことを1回も否定したことがない。

話してる中で記憶に残ってる言葉があります

「人生の大抵の失敗は、失敗じゃなくてミスと呼ぶんだからな。失敗は大事だけどミスは小事。
特に若いうちなんてミスの連続よだしミスは若い特権よ。迷惑かけても、ミスしてもいいんだから気にすんなや。そこから学べばいいんだ。ミスなんかに悩むな。どんどん行動しろ。」

100人いて99人が離れても恩師は絶対信じてくれる。
こんな最強の味方がいるんだからやるしかない。
ミスなんかたくさんしてやる。
そこから学んで将来笑えばいいや。
2年の後悔を悔やむ前に取り戻す努力しよう。

そこからは徐々に変化が見えた。
この言葉が本当の意味で1歩を踏み出せたと思う。
そして、自分はこの2年間失敗を恐れる、無駄なプライドを持ってることに気がついた。

「勇気を与えてくれる存在だったから」

自分の可能性を絶対に否定しなかった。
自分を信じてくれた。
私達に見えないところでも努力をしていた。

どんな状況でも
誰かのせいにも言い訳もせず自分が変わり続ける。
楽な道と厳しい道が二択あったとして
厳しい道が成長できるなら厳しい道を選ぶ。
そんな人。
誰かに勇気を与えられる人で、自分がなりたい理想像に近い存在だから尊敬しているのだと思う。

高校時代もすごいと思ったけれど
今同じ舞台に立ち、高校時代に伝えてくれたことの重みを感じています。
教師になって初めて凄さを感じていると思います。

どんな人になりたい?

自分が変わること
誰かのためにやること
挑戦すること
信じる大切さを教わりました。
変わるきっかけをもらいました。

多くのことを教わり、1つ目標ができました。

先生のように勇気を与える存在になる。

人って自分を支えてくれる存在が必要と思ったから。自分がやってもらったように今度は自分が誰かのためになりたい。

そして、この先生の魂を時代が変わったとしても変わらずつないでいく必要があると思うし、それが自分の使命だと勝手に思っています。

まだまだスタート地点にも立っていないので偉そうなことは言える立場でありません。
謙虚に、そして日々成長して、いつか先生に、「おまえが教え子でよかった」と言われる日がくるまで足掻き続けます。









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