見出し画像

消えゆく国鉄型

4月になり、職場や学校は新たな一年の始まりですね。新生活が始まった方もいらっしゃるかも知れません。
鉄道の関係者やファンにとっても、この時期は一年の節目なんです。
その中で少し寂しいニュースが‥。

岡山〜出雲市を結ぶ特急やくも号の新型車両(273系)が4月6日から運行開始されるそうです。今使用している国鉄型特急(381系)は徐々に本数を減らし、6月15日に定期列車からは引退するとのこと。一つの時代が終わります。


国鉄型特急とは1987年の国鉄民営化、つまりJRが誕生する前に作られた特急車両のことです。
最も新しい国鉄型特急でも製造から37年ほど経っていることになります。
今では国鉄型特急どころか、普通列車に使われる国鉄車両もほぼ走っていません。

スマホの画像ファイルに残ってた写真
こちらは国鉄末期の車両で、定期列車から
は引退済。(この電車はやくもではないです)

実は私が生まれた長野にも「やくも」と同じ車両が走っていました。(しなの、やくも両方乗ったことがあります。)
長野を走る「しなの」は、窓に付いているブラインドが、ハンドルを回すと降りてくる特殊なタイプだったことが印象的です。あとはとにかく「古いな〜」という印象でした。長野で走っていた「しなの」用の国鉄車両は2008年をもって完全に引退しています。

やくもと同じしなの用の国鉄車両
撮影者:MMM12
サイト「1st-train」より引用
https://1st-train.net/article/1234

「しなの」としてデビューしたのは1973年。「やくも」は1981年。
デビューは8年しか変わらないのに引退は16年も違うなんて、なんというか「しなの」の持ち主JR東海の財力を感じますww
もっと言うと両者の定期列車からの引退はなんと28年も違います。
いろいろ喋りましたが、これ以上は鉄オタにしか需要がないのでやめておきます😓ww
とにかく「やくも」用の国鉄車両は長いことよく頑張ったということですw
国鉄車両が無くなるのは寂しい気もしますが、地元にとっては待ち望んだ新型車両でもあると思います。
鉄道に興味がない観光客やビジネスマンにとっては、古い車両よりコンセント付きで乗り心地の良い新しい車両がいいに決まっていますからねw
でも、私たちのような鉄道ファンはやっぱり寂しいです😔最後に乗りに行くことはできませんが、遠くから「長い間お疲れ様」と声をかけてあげたいと思います。

ちなみに新型やくも号はこんな車両です↑ ぜひ車両紹介の記事もご覧ください!(なぜか宣伝w)

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?