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そうだ、尾道、行こう2

尾道灯りまつりと猫、しまなみ海道3島はその1に書いたのでここでは尾道中心部について。言わずと知れた映画の街。千光寺、猫の細道、尾道ラーメン、楽しめるポイントが満載です。

■尾道での宿泊

尾道に泊まるなら断然山の上がオススメ。理由は簡単、尾道水道の夜景を眺められるから。ということで泊まったのはビュウホテルセイザン千光寺山荘。どちらも全ての部屋が尾道水道を向いていて景色を楽しめます。今なら13府県ふっこう周遊割で1泊6,000円返ってくるので超々お得(2019年1月現在募集完了)。

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左手尾道城隣がビュウホテルセイザン、右手奥が千光寺山荘

ビュウホテルセイザンは尾道色が全くなく何故かタイ全力推しという謎。玄関前にはトゥクトゥクが停まっています。施設はやや古くてもオーナーと奥さんがとっても気さくで気分良く泊まれました。タイ料理も美味しい。
ここのレストランは宿泊客じゃなくても入れるようなので、食べるところに困ったら来るのはあり。

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部屋からは眼下に尾道水道

千光寺山荘は評判が高いだけあって落ち着いた雰囲気。食事も景色も最高で部屋から外を眺めているだけで満足。屋上からは尾道の街並みが一望できますし、しまなみ海道方面へは山頂展望台より千光寺やここの方が視界が開けていて良いです(展望台はロープウェイ駅が入ってしまう)。

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千光寺山荘屋上から拝むご来光

通常のホテル、旅館以外にも古民家を活用したゲストハウスが多数あり雰囲気も良さそうなので、知らない人と一緒に過ごすことが好きな人はそういう施設の活用も選択肢。

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ゲストハウスみはらし亭、名前通り眺望良さそう

山上の宿泊をするにあたり注意点が1つ。猫の細道周辺のカフェは17時に閉まります。また、ロープウェイも17時15分が最終です。つまり、ホテルとかで夕食を確保しておかないと山上には食べるところがありません。そして下界で食事をしたらホテルまでは暗闇の中自力で登るしかありません。
夜の公園には野犬がいたりして1人で登っていると結構怖いです、でも襲ってくることはないです、多分。

■尾道モーニング

尾道にはレトロな喫茶店が結構あり喫茶店巡りも楽しみの1つ。そんな中でモーニングを食べに行ったのがバラ屋さん。帰ってきてから調べれば↓のHPで紹介されてました。ドアを開けると人懐っこい子犬が出迎えてくれ、常連客と喫茶店のお母さんが雑談していたりとても暖かい感じです。
なお、値段は530~550円に変わっていました。それにしてもモーニングについてくるトーストってなんであんなに美味しいんでしょう。

そしてランチで利用したのがキツネ雨さん。ツイッターを見て雰囲気良さそうだなとミーハー根性丸出しで訪問。店内写真OKとあったものの他のお客さんもいる中で撮るのははばかられるため結局はご飯だけを撮影。
写真とかを見ているとスイーツ系が結構良さそうなので、いつかまた訪れたときには是非それらも試したいところ。

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■尾道レトロ

尾道商店街にはレトロ感満載なお店や建物が沢山。ガイドブックにもれなく載っているお菓子屋さん「おやつとやまねこ」、銭湯の大和湯を改装したカフェ「ゆーゆー」はもちろんのこと、色々見てまわるのも楽しいです。

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■猫の細道

猫の細道は猫の通り道。ここを抜けて日当たりのいい公園(共楽園:千光寺の一段下のところ)でぬくぬくするのが日課のようです。ここには様々な猫石があるので、気に入ったものを探してみるのも一興です。

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イラストモデルの?猫さんも興味津々

イーハトーヴ尾道は古民家再利用のお洒落かつ独特な雰囲気のあるカフェ等。その中では梟の館と招き猫美術館にお邪魔を。梟の館で頼んだほっとみかんとチーズケーキ、癒されました。

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看板前の猫石が可愛いブーケダルブル

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いつ開店しているのか読めないSAKABar

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金運を招く右手と人を招く左手

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猫のいたずら

また、猫の細道には色々なねこグッズを扱っているお店があります。ここでは思わずカレー猫を買ってしまいました。猫がカレーを食べてるんだからカレー好きとしては即決ですよね。他にも可愛いグッズが沢山ありました。

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今日はカレー、美味しいカレー( ´∀`)

猫の細道を抜けると天寧寺にたどり着きます。ここはもう尾道写真撮影スポットの定番。三重塔としまなみ海道を撮っちゃいましょう。ちなみに昼間の三重塔には猫おじさんみたいな方がいて、そこに猫が集っていました。

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ド定番の天寧寺からの夜景

■千光寺周辺

山上の宿に泊まる利点は日の出の時間の千光寺に来るのが楽だからというのもあります。この時間は当然ロープウェイは動いていませんが、ロープとしまなみ海道がThe尾道感を醸し出します。なお、一部を除き境内は常時解放されているためいつでも散策可能です。

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千光寺から見る日の出

そして100円を支払えば挑める石鎚山鎖行場、是非ともやるべきです。靴が入る大きな輪っかのついた鎖を登っていくとこれまた素晴らしい絶景が。ここから見た尾道の海の色、100万点です。

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浄土寺山、呉線、しまなみ海道が一望

■千光寺山ロープウェイ

ガイドブック等では上りはロープウェイ、下りは歩きというのがお勧めされていますが、私は始発の下りだけしか乗ったことがなく基本自力です。この時間帯だとまず他に人はいませんし、天気が良ければ最高の景色です。人が多い時間だとカメラも迷惑になるかもしれませんしね。
ロープウェイでは、海側の窓からは対面するロープウェイとしまなみ海道を、山側の窓からはロープウェイと千光寺をフレームに収められます。どちらを撮りたいかで選ぶのが良いでしょう。上の項の千光寺1枚目の写真は山側窓から撮ったものです。

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山頂駅では猫の駅長がお出迎え

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しまなみ海道側の窓から見た景色

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千光寺山側の窓から見た景色

■千光寺公園 山頂展望台

円形展望台で有名な山上にある公園。今年2018年から改修工事が始まる予定でしたが揉めに揉めて設計者と事業者が裁判沙汰となり中断されました。なので今でもここから景色を眺めることが出来ます。工事が始まればしばらく山頂公園は工事風景となるので、着工前の今のうちに行くべきかも。

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喧嘩別れとなった当初案(上)と現在進行中の第二案(下)

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展望台からは眼下に尾道市立美術館と大・小鯨島方面の尾道水道

※2021年1月13日~2022年3月31日までリニューアル工事が実施されることが決定されました(予定)。この期間は公園頂上付近の一部エリアは立ち入りが禁止されます

■尾道ラーメン

1回目の尾道探訪では尾道ラーメンべっちゃーさん、2回目では朱華園さんに食べに行きました。こうして見ると味付け海苔が乗ってる以外の見た目は結構似ていますね。
3か月以上経ってベッチャーラーメンの味は完全には覚えていませんが、この味付け海苔がかなりのアクセントになっていました。「たまゆら」の尾道修学旅行で出てきたのがここだという話もあります。
そして超々有名な朱華園の中華そば。これは完全にドストライク。やや硬めの麺、あっさりなスープ、くどくない背油、正統派の美味しさ。行列ができるのも納得と言わざるを得ません。

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尾道らーめんベッチャーのベッチャーラーメン

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朱華園の中華そば

■物語の舞台尾道

尾道は言わずと知れた映画の街。電車が走ってるだけの風景でも絵になるので物語の舞台に選ばれるのも納得といったところ。そして現存する映画館シネマ尾道は、映画の街に映画館がないのは寂しいという1人の女性の運動から立ち上がったそうです。
いわゆる舞台探訪、聖地巡礼として尾道の街を巡るのも楽しいです。

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あとは映画やアニメの舞台になった風景をペタペタと。

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尾道駅からの出発点、駅前広場

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様々な題材で使われる向島行き渡船のりば

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尾道駅前の踏切、これもThe尾道

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路地から見える踏切と境内への階段

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商店街にある有名人足型のオブジェ

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映画資料館前の映写機

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隣で新市庁舎建設の進む現市庁舎

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猫の細道尾道アート館前

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映画「ふたり」ロケに使われた岩子島のトンネル

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向島B&B潮風

■2回目尾道の旅程
・1日目
尾道着→商店街をふらついた後キツネ雨さんでランチ→お寺&猫巡りして浄土寺山登頂→尾道灯りまつりに合わせて下山して見学
・2日目
日の出前後の早朝散歩→始発ロープウェイで下山→バラ屋さんでモーニング→レンタサイクルで向島に渡り洋らんセンターへ→高見山登頂→お昼はカレー→海岸線沿いを回って岩子島厳島神社→尾道に戻って猫の細道のカフェなどでのんびり
・3日目
8時発の高速船で瀬戸田へ→耕三寺を楽しむ→レンタサイクルで出発→瀬戸田ドルチェでソフトクリーム→因島フラワーセンター→因島アメニティ公園~大浜埼燈台→向島に戻ってB&B潮風前を通り尾道へ→朱華園でラーメン→尾道ガウディハウスを見てから帰路へ


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