病気になってからでは遅い・・・

27年間、トリマーをしてきて思う事・・・

病気になってからでは「遅い」という事
「遅い」とは、
食事を変えるのも、
しつけを入れ直すのも・・・。

病気の症状に悪影響を及ぼしているように見えてしまう事があるからだ。
例えば、下痢ももしかすると体が良い方向に転換する手前の症状かもしれないが、病気があると悪化にとらえてしまうケースも出てきてしまう。
そうなると、体の変化をさせたく無いからその食べ物を与えられなくなってしまう。
また、病気の影響でエリザベスカラーをつける事や、興奮させないようにケージに入れる事もそれまでやって来なければ、かえってストレスになってしまう。

私が講座やイベントを通して伝えたい事は
「何もない、今から犬に教えておいて欲しい」という事だ。
イベントなら、それを楽しみながら取りいれられるように構成している。

例えば来月開催予定のドッグヨガだって
ヨガをすることが目的ではなく、社会化不足のワンちゃんにはとてもよい経験になる。
参加の飼い主さんがヨガに集中する事。
犬をフリーにしないので間違って犬の苦手な子の方へ来ることが無い事。
1時間くらいゆったりした動きを行う中で犬達も周りに犬がいても「怖くない」と学習する事。

また、講座に関しては
メンドクサイ理論は聞きたくないかもしれないが、人間
「腑に落ちない」と行動できないし、行動が続かないと思っている。
だから、できるだけ噛み砕いた内容で飼い主さんが理解出来る事が望ましいと考えている。

今はネットで自分が必要とする情報がすぐに手に入る時代だ。
でも、書かれている内容ややり方は実際に見てみたりやってみないと意外と間違った解釈をすることになっていたりする。

何も問題の無い時から先を見据えた行動が出来ると後々困る事は少なくて済むのだと思う。

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