むかしばな5 (朝の作文2017.12.18)

 その人間は、太朗だった。太朗はその昔、鬼をたおしにやってきて、途中で買っただんごに、鬼毒がしかけられていたせいで鬼になっていたのだ。
 太朗は鬼の大将の所へつれていってくれた。しかし、太朗は武器を持っていなかったのでさっさと帰ってしまった。
 次朗は、太朗を見つけるのが目的だったが、せっかくなので鬼をたおしていくことにした。そして鬼の大将の屋しきのとびらをあけた。
 中にいた大将は小さかった。小さくて弱いのでたくさんの黒鬼が守っていたのだった。次朗が鬼の大将をにぎりつぶすと、おばあさんからラインが来た。太朗は無事に家についたようだった。
 次朗は鬼の屋しきで持ちかえれそうな金になる物をさがしていた。するといかにも宝が入っていそうな箱を見つけたので開けてみた。中身は地図だった。 

つづく。



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