ペリンピ

株式投資歴20年以上の知識と経験を記事にしたいなぁ~~っと思ってます。

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マガジン

  • 相場格言・・って書いたものの

    相場格言の説明から始まり、まったく関係ない話で終わるため、相場に興味がない人でも楽しめる内容になっています。 好き勝手に書いているので、読んでくれる人が少ないかと心配です。 ただ、何かしら発見があるように文章を書いたつもりです。ちょっとした道草だと思って読んでもらえればと思います。

  • 株式投資の我流説明

    株式投資に興味を持ってもらえるように株式投資の説明を自己流で書いてみました。株式投資経験は20年以上なので、ありきたりな説明よりも経験から身に着けた説明を心がけています。

最近の記事

  • 固定された記事

~~株式投資の我流説明~~         その1:はじめに

はじめに タイトルのように、株式投資を自分なりの考え方で説明します。20年以上の株式投資経験から、多くの知識と経験を積みました。どちらかというと、失敗の経験を多く積んだことで学んだような気がします。 赤毛のアンの作品の中で主人公のアンが「私、同じ失敗は繰り返さないの。ひとりの人間がする失敗には、きっと限界があるはずなの。だから全部しつくせば、それ以上失敗することはないはずよ」と言っています。 その通りだと思います。株式投資で多くの失敗をしてきましたが、同じ失敗は繰り

    • 相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾陸「判断を誤ることは正常なことだ。それを修正しないのが異常である」

      相場格言「判断を誤ることは正常なことだ。それを修正しないのが異常である」【はんだんをあやまることはせいじょうなことだ。それをしゅうせいしないのがいじょうである】 <意味> ウォール街の相場格言。投資家が相場見通しなどで判断を誤ることは少しも不思議なことではなく、むしろ当然である。間違っていれば、それを素直に認め、間違いを反省し、見方を修正すればよいこと。 <思うこと> 「経営の神様」といわれた松下電器産業株式会社(現:パナソニック・ホールディングス)の創業者である松下

      • 相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾伍「押し目待ちに押し目なし」

        相場格言「押し目待ちに押し目なし」【おしめまちにおしめなし】 <意味> 株を買おうと思うが上がってしまったので、一度下がったところで買おうと押目待ちをするが、相場の勢いが強いときには望みどおりには下がらず、結局高くなってから買うか、あきらめざるを得なくなること。 <思うこと> 図1は「其の拾弐:相場の器用貧乏」で使ったPKSHA Technology(証券コード:3993)の2023年11月頃までの株価です。 其の拾弐ではレンジ相場で売買を繰り返すよりは株価の急上昇

        • 株式投資:東証スタンダード市場の奇妙な銘柄

          はじめに 2024年1月22日に「株式投資:東証スタンダード市場の奇妙な銘柄」という記事(有料版)を公開しました。ネタとしても少し古く感じたので、今回は全編無料にしました。 有料版の時には無料部分では銘柄を伏せておいて、ヒントだけを教えるような形式にしましたが、全編無料にしたので、銘柄の答えを教えると「住石ホールディングス(証券コード:1514)」です。 さすがに、奇妙な銘柄だけあって、下図のように株価が想像を超える大きな動きがありました。 緑の矢印部分が記事を

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        ~~株式投資の我流説明~~         その1:はじめに

        • 相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾陸「判断を誤ることは正常なことだ。それを修正しないのが異常である」

        • 相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾伍「押し目待ちに押し目なし」

        • 株式投資:東証スタンダード市場の奇妙な銘柄

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          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾肆「株式投資は美人投票に似ている」

          相場格言「株式投資は美人投票に似ている」【かぶしきとうしはびじんとうひょうににている】 <意味> イギリスの有名な経済学者ケインズ(1883-1946)の代表作である「雇用・利子および貨幣の一般理論」から引用されたものです。 美人投票は自分が美人だと思う人より、みんなが美人だと思う人が美人に選ばれるように、株式投資も自分が有望株と思っても、ほかの投資家が有望株と思わないと投資は失敗してしまうこと。 <思うこと> 株式投資は必ずしも業績と株価が連動しているわけではな

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾肆「株式投資は美人投票に似ている」

          自ら道を切り開いた日本人女性のおすすめノンフィクション本

          はじめに人生において、自ら道を切り開くことは大変なことです。自分の夢を求めて、苦しいことに耐えながら前に進んでいくには相当なエネルギーが必要です。 そのような本を読むと、エネルギーをもらったような気がして、元気がでます。そこで、自ら道を切り開いた日本人女性のノンフィクション本を3冊紹介します。 あえて、女性だけを選んだのは、「即断、即決、即行動」が女性の方があるように思えて、爽快感があるからです。 本の目次だけ読んでも、すごいことをしていることがわかるので、本の紹介

          自ら道を切り開いた日本人女性のおすすめノンフィクション本

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾参「下手なナンピンすかんぴん」

          相場格言「下手なナンピンすかんぴん」【へたななんぴんすかんぴん】 <意味> 下手にナンピン買いをしてしまうと、損の上積みになってしまうこと。 <思うこと> 表1は株価が2000円の時に100株を購入して、株価が100円下がるたびに100株買い増した時(ナンピン買い)とナンピン買いしない時の平均購入単価と含み損をまとめたものです。 ナンピン買いをした時は株価が1600円になると保有株数が500株になります。平均購入単価は1800円ですので、株価が1800円以上になれば

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾参「下手なナンピンすかんぴん」

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾弐「相場の器用貧乏」

          相場格言「相場の器用貧乏」【そうばのきようびんぼう】 <意味> 小手先を利かせて売買し目先の小幅な利益は出しても、大きな成果は期待できないということ。 <思うこと> 図1はPKSHA Technology(証券コード:3993)の株価です。 2022年1月から2023年5月下旬まで1750円から2125円で株価が上がったり、下がったりしています。すなわち、レンジ相場です。 このようなレンジ相場を見ると、1750円近辺で買って、2125円近辺で売ることを続ければ儲

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾弐「相場の器用貧乏」

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾壱「掉尾の一振」

          株式格言「掉尾の一振」【とうびのいっしん】 <意味> 年末最後の売買日となる「大納会」に向けて株価が上昇すること。 <思うこと> 12月に株価が上がると「掉尾の一振」だったなという感じで、12月は株価が上がりやすいわけではないです。 参考までに2010年から2022年までの12月1日と大納会の日経平均の差額を表にしてみました。 表の右端の差額が黒字だと12月は上昇相場、赤字だと下降相場とみることができます。正直、五分五分のように見えます。株価は日経平均株価だけで

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾壱「掉尾の一振」

          株式投資自分なりの考え方―No.003:安定的な高配当銘柄はローリスク

          ローリスクの銘柄選び 投資家にとってのリスクとは株価が下がり、含み損が出ることです。会社の業績だけで株価が変動すればわかりやすいのですが、株式市場の地合いによって、業績に関係なく株価が変動することもあります。 では、リスクを小さくするにはどうすれば良いかというと安定的な高配当銘柄を選ぶことです。配当というと利益のように見えますが、違う視点で見れば、リスクを軽減する効果があります。 例えば、配当利回り5%の配当を20年間同額で受け取った場合、NISAで株を保有すれば、

          株式投資自分なりの考え方―No.003:安定的な高配当銘柄はローリスク

          なんでもかんでもオススメ本 ◇「相場格言・・・って書いたものの」壱~拾:番外編  注:相場と関係ない内容ばかりです。

          はじめに「相場格言・・・って書いたものの」とは相場格言と意味を教えていくうちに、相場とは関係ない経験談に話題が変わっていく、授業中に雑談ばかりしている先生のような気持ちで書いたものです。 自分の遊び心で、本文が終わり、空白が続いたあとに「おまけ」を付けて本を紹介していました。ただ、「おまけ」に気づいてもらえないと寂しいので、ここでは「相場格言・・・って書いたものの」の其の壱から其の拾までの概要を入れて、「おまけ」にあたる本の紹介をメインにしました。 「おまけ」のない回も

          なんでもかんでもオススメ本 ◇「相場格言・・・って書いたものの」壱~拾:番外編  注:相場と関係ない内容ばかりです。

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾「行き過ぎもまた相場」

          相場格言「行き過ぎもまた相場」【ゆきすぎもまたそうば】 <意味> 相場というものは時に企業価値以上に値を上げることも下げることもある。 <思うこと> 株式投資を長年やっていると、株価が天井知らずに暴騰する銘柄をよく見ます。 図1はヘッドウォータース(証券コード:4011)の2022年10月からの1年間の株価です。 2023年1月から7月までの半年ちょっとで株価が10倍近く上昇しています。業務内容はAIを活用したソリューションを提供しています。2023年上半期はA

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の拾「行き過ぎもまた相場」

          株式投資自分なりの考え方―No.002:時価総額の見方

          株価と時価総額の違い 2つの会社の株価を見てみます。 川崎地質(証券コード:4673):2439円 トヨタ自動車(証券コード:7203):2788.5円 (2023/9/22現在) 株価に大きな違いはありませんが、時価総額で見てみます。 川崎地質:約26億円 トヨタ自動車:約45.5兆円 (2023/9/22現在) 約1.8万倍になります。 例えば、株価が2倍になるには川崎地質は時価総額が約26億円増加すればいいのに対して、トヨタ自動車は時価総額が約45.5兆円も増加し

          株式投資自分なりの考え方―No.002:時価総額の見方

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の玖「休むも相場」

          相場格言「休むも相場」【やすむもそうば】 <意味> 相場の先行きが不透明な場合や、形勢が不利なときに手仕舞い、次の好機が来るまで模様を眺めること。 <思うこと> 自分は中長期的な投資をするので、株の売買は頻繁に行うことはありませんが、株の買い時と売り時は悩みます。 株を売却して、投資資金が増えると、株を買おうとした時に株価が高いような気がしても、買いたくなります。逆に、株を売ろうとした時に株式市場全体が盛り上がりに欠けているときは、株価が上がらないので、株価が安い

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の玖「休むも相場」

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の捌「相場に過去はない」

          相場格言「相場に過去はない」【そうばにかこはない】 <意味> 「あのとき売っておけば」、「あのとき買っておけば」と後悔しても後の祭りであるのと同時に、過ぎたことを悔いても仕方がないので今後の投資に集中すべきということ。 <思うこと> 自分の株式投資資金は限られているので、買いたい株があっても、資金が不足することがあります。その時には、買いたい株が保有株より将来性があると思った時には保有株を売却して、資金をつくります。 ただ、売却した株の方が株価が上がってしまうと、

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の捌「相場に過去はない」

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の漆「相場のことは相場にきけ」

          相場格言「相場のことは相場にきけ」【そうばのことはそうばにきけ】 <意味> 自分の判断にこだわったり、意地を張るのは禁物です。 相場の行方は相場だけが知っており、素直に相場に従った方がよいということ。 <思うこと> 株式相場で必ず儲かる法則はありません。過去の経験や知識にとらわれると失敗することがあります。ただ、株式相場は失敗から得られることが多く、失敗による損失を授業料ということがあります。 自分も100万円以上の授業料(株式投資の損失)を払った人間ですが、その

          相場格言・・・って書いたものの ◇其の漆「相場のことは相場にきけ」