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⑦皆さんは専業主夫(主婦)を妬ましいと思いますか?

こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。


前回の記事は「専業主夫に適しているケース、適さないケース」でした。


実際に専業主夫として生きる筆者の目線で紹介させていただいておりますので、まだご覧になられていない方はまずはこちらをご覧ください。


今日は妻が福岡に日帰り出張で5時起き。

私も朝活のために妻と同じ時間に起床し、妻と朝食を食べた後は日課になっているNHKの経済番組を視聴して読書をしました。



最近は図書館で借りたこの本を読んでいます。


先日の電験3種の試験では「電力」科目に合格した私ですが、電験の勉強になるだけでなく、これから電気について勉強したい学生や、大人になってから電気について学び直したい人にもぴったりの内容で、イラストを交えて分かりやすく書いてあります。



こういった本を新書で買うと今ですと1,500円以上はしますが、図書館であれば当然無料です。


お住まいの地域にもよりますが、図書館にはベストセラー小説や、昨年発行したような新しい本も置いてますのでぜひ活用してみてくださいね。




突然ですが、今こちらを読んでいただいている皆さまは、


専業主夫(主婦)を羨ましい、妬ましいと思いますか?


今回はそういった内容になります。



なお、前回の記事はこちらになります。




1.パパ活で大金を稼ぐ女性について


近年、「パパ活」と呼ばれる言葉をよく耳にするようになりました。


SNSでも「お昼ご飯を一緒に食べるだけでパパから10万円を貰った」というような、投稿を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。


「パパ活」についてはご存じの方も多いとは思いますが、後々重要になりますので、本題に入る前に改めて再確認したいと思います。


1)パパ活とは

・「パパ活」とは?

 パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし対価として金銭を得る活動のこと。経済的な援助をしてくれるパパのような存在のパトロンを探す活動という意味で、20~30代の女性がパパと呼ばれる中年男性と食事やデート、あるいは大人のカラダの関係を持つことで見返りとしてお手当てと呼ばれる金銭を受ける活動のことを意味する表現。


・いつから流行した?

 2014年にSNSを発端に語感の良さからパパ活という単語が広まった経緯がある。パパ活という単語は年々浸透し、2017年にはパパ活というタイトルでインターネットテレビ配信のドラマも制作された。
 知名度が年々上昇したことでパパ活をする女性がその後急激に増え、2020年には支援してくれる男性よりも女性が多くなっている。その比率は「3対7」と女性が男性の2倍以上で、支援者を求める女性にとっては厳しいのが現状である。しかし、支援してくれれば誰でもいいという訳ではないので、良質な男性を見極めなければいけない。

出所:新語時事用語辞典


今から10年前の2014年から既に広まっていたとは私も知りませんでした。

さてこのパパ活ですが、パパ活アプリでの初回顔合わせの相場は「5,000~10,000円」と言われており、カフェなどで1時間程度軽くお茶をする
だけで、時給5,000円~10,000円も稼げてしまうのです。


2)パパ活を投資で例えるなら

私は投資もしているので、パパ活を投資に例えるならば「デイトレード」に近いものだと思っています。デイトレードとは1日のうちに株の売買を繰り返すことで、1日数千円、多い人は数万円数十万円を稼ぐ投資手法です。


デイトレードは、最も相場が動く時間帯(9時~9時半、12時半~13時)で短時間で稼ぐ人も多いことからも、1日に数人のパパと顔合わせを行って稼ぐパパ活に似ていると思います。


ただし、世の中そう美味しい話はありません。

短時間や簡単に稼ぐ=ハイリスクハイリターンと相場が決まっています。


短時間で簡単にお金を得るには相応のリスクが発生します。
これは普通のアルバイトでもそうですし、昨今こういった謳い文句の副業詐欺に騙される方が後を立たないことからも分かるでしょう。


3)デイトレードのリスクとは

デイトレードにおいてのリスクとは、ギャンブル性が高く逆に短時間で大金を失うこともあるということです。

デイトレードの対象になりやすい株は、大勢の注目(多くの出来高)があり、業績の善し悪しに関係なく大きく値動きする特徴があります。

そのため、将来的な政治動向や為替、企業の業績といった要因(ファンダメンタル)ではなく、心理的な要因(テクニカル)で動きます。


デイトレードは大衆の裏を読まないと勝てないと言われています。

つまり、「大衆が売り(下がる)と思っているところで買う(上がる)」ということです。ただし、少し想像すれば分かるように、このような手法は勝つ時は大きく勝つことができますが、負ける時は大きく負けます。


そして10回中9回は勝ちコツコツと稼いでも、一度の大損により退場していまう。いわゆる、コツコツドカンというものです。

株ではありませんが、20代の頃に私もFXでこれを経験したことがあり、FXは株と異なり1日中相場が動いていることから、仕事にも支障が出るように。夜中も気になってしまい、睡眠障害になってしまいました。

具体的には、初期投資の5万円からコツコツと100万円まで増やしたものの、欲が出たことで大きく勝負に出たところ、思惑と逆に動いてしまったことで、1回の取引で100万円全額を失うハメになりました。。

※詳しくは投資関連の記事で取り上げますが、海外の証券会社を使用していたため、追証はなく、含み益を失っただけで済みました。

利益は確定させなければただの幻、泡のように消えてしまいます。


4)パパ活のリスクとは

それではパパ活のリスクとはなんでしょうか。

①お金を貰うはずが逆にお金を騙し取られる
②レイプされ妊娠してしまう、性病になる
③そのようなトラウマから精神疾患になる
④半グレや性犯罪者に暴行され、最悪命を失う

ざっと浮かぶのはこのあたりでしょうか。


もちろん、デイトレードでもパパ活をする女性でも、熟練者はなるべくそういったリスクを回避するように動きます。


デイトレードであれば、「逆指値(〇〇円以上になったら買う、〇〇円以下になったら売るといった指定の価格以上で買いたい場合や、指定の価格以下で売りたい場合の注文方法)」注文を入れることや、複数の銘柄に資金を分散するといったことでリスクを回避します。


パパ活であれば、初回はホテルやカラオケといった個室で会うことは避け、何かあった場合に助けを求められる人の多いカフェやレストランを選んだり、危機感が強い方であれば、小型カメラを忍ばせて全て記録しているかもしれません。何かあった際に証拠として提示できるためです。


ただし、そういったリスク回避をしていても100%安全なわけではありません。人間である以上、いつかはミスを起こすからです。


デイトレードであれば逆指値を入れ忘れてしまうことや、少し目を離した隙に大きく値動きしてしまい「ストップ安(前日の終値に対して値幅制限いっぱいまで株価が下がること)」になり、手離したくても手離せなくなるかもしれません。

パパ活においては、3回目くらいまではあえて人の多い場所で面会し、「誠実そうで良い人だな」と安心させ、「今までの数倍払うから個室で会おう」と誘惑されてしまい、いざ個室で会ってみると態度が急変し、むりやり襲われたあげくお金も奪われたというトラブルもよく聞きます。


あえて大衆の場で犯罪を起こす人はいません。
(稀にいますが、、)

また、初対面で親切な人ほど手慣れているため警戒すべきでしょう。


そして、これは投資詐欺でいうところのポンジスキームと言われる手法と同じです。

(長くなりますので、私がポンジスキームにまんまとハマり、大金を失うことなった経緯については別途詐欺シリーズで取り上げます。)


5)何よりも怖いのは

何よりも怖いのは、デイトレードでもパパ活でも、短期的に大金を稼ぐことで脳内にドーパミンが分泌され、中毒症状が出るということです。

これはパチンコなどのギャンブルが分かりやすいですね。


中毒症状=自分の意志では辞められないということです。


これにより、

・トレードで負けた分を取り戻そうとやけになって大損する
リスクがあると分かっていても、一度大金を得た経験が脳に刻み込まれていることから個室で会ってしまう


そして次第に警戒心がなくなっていき、最終的には破綻するのです。



2.働く妻に専業主夫が与えられるもの


1)パトロンとは

先ほど記載した「パパ活」の定義をもう1度見てみましょう。

パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし対価として金銭を得る活動のこと。経済的な援助をしてくれるパパのような存在のパトロンを探す活動

出所:新語時事用語辞典


「パトロン」という言葉は、特定の援助を与える人を指すことも多いです。

中でも異性に対し「経済的な援助や保証」を与えている人という意味でよく捉えられています。

「パトロン」=「異性に対して性的な見返りを求めて金銭的な援助をする人」という、偏った意味の言葉だと考えている人も多いですが、もともとの意味は「芸術家に対する経済的な支援者」です。

語源はラテン語で「父」という意味がある「pator」が雇い主を意味する「patronus」に変化し、「patron」に変化しました。日本語の「パトロン」は、英語の「patron」が由来になっています。

現代の日本では、パパ活において「パパ=パトロン」だと言われているように、「性的な見返りを求めて異性を支援する人」のような悪い意味と捉えられがちですが、もともとは悪い意味がある言葉ではありません。


2)専業主夫は「ヒモ」なのか

結論から言いますと、パパ活におけるパトロンとは明確に違うと言えます。

なぜなら、働く妻側は性的見返りを求めて専業主夫を支援しているわけではないからです。

では、「専業主夫側は妻に経済的支援を求めているのではないか?」と問われれば、それについては少なからずあると思います。


お金がなければ家にも住めないし、欲しい物を買うことも、旅行もできません。ましてや、子どもを作ることなどとてもできません。

お金を稼ぐためには基本的に働く必要があります。


ただし、経済的支援を得たいがために専業主夫になりたい人は、いわゆるただの「ヒモ」です。

「ヒモ」とは、心身ともに健康であるにもかかわらず、自分では仕事をせず、恋愛関係にあるパートナーに頼りきっている人を指した言葉です。


与えてもらうだけの関係というのはいずれ破綻します。


友達でも恋人でも夫婦でも、長く続く人間関係の基本は「ギブアンドテイク」です。


何かを与えたら代わりに何かをもらう、何かをもらったら代わりに何かを与えるという、「対等」な互助関係で有る必要があります。


念のため言っておきますが、妻が夫に生活費を援助する代わりに、夫が妻に対して性的な見返りを与えるというのは互助関係とは言えません。


20代の若い頃は良いとしても、性欲は加齢とともに徐々に減退していきますし、「お金の切れ目は縁の切れ目」というように、貯金が尽きたり、妻が働くことができなくなれば破綻します。


3)安心感

私は何よりも「安心感」だと思います。


普段から周りを気にしがちで自分を押し殺しがちであり、誰かに話を聞いてもらいたいという傾向が強い女性は、ありのままの自分でいられる居場所を求めています。


「安心感を与え、パートナーがありのままの自分でいられる居場所になってあげること」


こそが最も大事であると考えます。


近年、結婚や出産をしたくない若者が増えていると言われますが、それは日本人特有の「赤信号みんなで渡れば怖くない精神」によるものです。
要は「強がっているだけ」です。


「友達も結婚(出産)していないし、私も焦る必要はない」
「これだけ独身が増えれば今後は未婚が多数派になるだろう」


と思うかもしれませんが、以前の記事でも取り上げましたが、人間(特に日本人)は独りの寂しさに耐えられない生き物です。


・実家暮らしで親とも仲が良い。親が他界しても寂しくないですか?

・20代の頃に「生涯独身」を誓い合った友達が、30代になって一斉に結婚や出産をしだしても、自分だけ独身を貫けますか?


特に耐えられないのは女性の方でしょう。


なぜなら、残念ながら女性は「婚活市場においては」35歳を過ぎるといわゆる「売れ残り」となってしまい、女性の妊娠、出産適齢期は25歳頃から32歳頃と考えられるからです。

30代後半から40代では子宮筋腫や高血圧、糖尿病などの妊娠合併症の他、異常分娩なども増加し、リスクが高くなります。


若ければ若いほど価値があるとされるのです。



また、特に「承認欲求が強い」女性は耐えられないでしょう。


承認欲求が強い女性の見抜き方については以下が参考になります。


(1)人の評価を気にする
(2)感情の起伏が激しい
(3)自分の話ばかりする
(4)SNSの投稿が多い
(5)話を盛る
(6)嫉妬心が強い
(7)浮気性

出所:マイナビウーマン


詳しくは次回の記事で言及しますが、これから専業主夫になりたい人は承認欲求が強い女性とは「絶対に」結婚してはいけません。


私も過去の仕事や恋愛では、承認欲求が強い女性に散々振り回されました。



4)将来の負担と不安を取り除く

これらも、もちろん大事なことです。

特に、将来的に子どもが欲しいかどうかと金銭面の不安です。


子どもが欲しいということであれば、一時的に妻が働くことができなくなるため、その間の収入を補填する必要があります。
また万が一、不妊治療が必要な場合には多額の費用がかかります。


この時、間違っても妻に子どもを諦めてほしい(専業主夫を続けたい)という意志を押しつけることだけは絶対にしてはいけません。


先ほど述べたように、出産においては適齢期があります。


パートナーの意志を尊重できないようでは、専業主夫をする資格はありません。

妊娠中は普段にも増して不安が大きくなります。
妻が出産や育児で働けない期間は夫が働き、収入を補填しましょう。


5)新NISAで投資を始めてみる

また、今年から新NISAが始まるなど、投資が一般的に広まってきました。


これは専業主夫を目指す方にとっては追い風です。
妻だけではなく、自分自身の負担や不安を減らすことにも繋がるからです


特にこれまで積極的に貯金しており、全額現金で保有していた方は、これを機会に積極的に積立投資を心がけることをおすすめします。


ただし、貯金の少ない方が無理に投資することは避けましょう。
いくら今が世界的に株高とは言え、投資に絶対はありません。


投資の格言で「山高ければ谷また深し」というものがあります。


これは、「株式相場は大きく急上昇する場合があるけれども、高くなればなるほど、必ずその後に大きく下落する危険がある」ことを教えています。


上昇し続ける相場があるなら、世界中の人が働かず投資しています。

相場が下落することで儲けられる人がいるからこそ、投資の世界は成り立っていることを肝に銘じましょう。





次回は「これから専業主夫になりたい人が、絶対に結婚してはいけない女性の特徴」になります。


結婚前に10人以上の女性と付き合った経験、5社の転職活動の経験などを踏まえた非常に生々しい話となっております。


それでは今回はこの辺で失礼します。


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