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大損する⁉️気軽に手を出してはいけない不動産投資

昨日、自宅に某ネット銀行から書類が届いていたので中を見たら、マンションの一室のオーナーになりませんかという案内が来ていました。

不動産投資の一つです。
この手の話は月に一度はどこからか案内が来ますね。

住宅業界と金融業界は密接な関係にあるので銀行とコラボして案内をしてきました。

では案内の内容ですが、下記の画像の通りです。月々実質1万円でマンションオーナーになれちゃうというシミュレーション。

住宅会社はマンションが売れ、銀行はローンで金利が利益となり、
お客さんはオーナーとなり好条件で一室を手に入れて三角間のwin winが成り立つ。

という形にみえますが、、、。 成り立ちません。

オーナーだけはリスク高過ぎますよね。

まず、家賃収入、35年保証出来るとは限りません。

仮に新築のマンションの家賃が10万円だとして、その後築35年の同じマンションに誰が家賃10万円払って住みますか。

とてつもない地価上昇や便利がよくならない限りありえないですね。

あと、仮に3000万円のマンションを購入し、オーナーになり、家賃収入で35年間、実質自己負担が500万円で済んだとしても、
35年後に3000万円の価値が残ってるかというとこれも確率はかなり低いですね。

みなさんも広告などで物件を見る機会たまにあると思いますが、築35年のマンションの一室の購入価格は相当安いと思います。

当時3000万円の価値でも35年後に1000万円だとしたらどうですか?

500万円の自己負担で1000万円の物を35年かけて手に入れた形ですよね、
35年で500万の利益と考えると。。 これをやるなら500万円貯金して効率よく配当金を得る仕組みを組めば利回り、複利も含め五年で500万円増やすことが出来るからどう考えてもこちらの方が良いと思いますが。

この方法は投稿のテーマとずれちゃうので次回に回しますが、
このマンション一室のオーナーの話は住宅会社、銀行に比べオーナーの条件が悪すぎますね。

ざっくりの解説過ぎて住宅会社や銀行から投稿見られちゃうとお叱り受けるかもしれませんが、
細かい契約条件の話など掘り下げるともっともっと深い話になりますが、
結論、買わない方が良いとなります。
不動産、銀行側の営業マンもお客さんが不利なのを知ってます。

本当に有利なら一般に出回る前に不動産屋さん、金融機関の人間が取り合いするから、そんな物件がこんなパンフレットになる前に口コミですぐに物件押さえられますから。

人の心理で今の条件が良ければ買ってしまうんです。
35年後のこと冷静に考えれる人が少ないですからね。

理想にフォーカスすることも夢を追うためには大事なことですが、現実にフォーカスするのはもっと大事なことです。

特に日本は義務教育の中でお金について学ばせないという政府の方針なので基礎知識も無い状態です。

良いカモにされないようにしていきたいですね。

金融に関する知識は聞いておいて、得はあっても損することは無いと私は思っています。

今回はFXやバイナリ―、仮想通貨などとは少し違う投稿でしたが
マンションも投資の対象ですし、金融との関係も深いので書きましたが、近いうちに次は利回りについて投稿したいと思います。


この記事はInstagramに2017年9月20日に掲載されたものを元にしています。

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