閲覧注意 過去話

最初にある記憶は5歳の時。両親が喧嘩をして母がヒステリックを起こし、包丁を手に持って「死んでやる」と言ったこと。当時優しかった自分は泣きながら「やめて」と叫んでいた。それから毎晩のように喧嘩をし、それは19歳になるまで続いた。

喧嘩の度に包丁を持ち出したり引っ張り合い、剃刀、安全ピン。いろんなものを持ち出しては傷を作っていた。なんど止めても次の日には喧嘩をした。

目の前でリスカされたり自分で刺した安全ピンを抜くように言われた時は結構きつかったな。今でもフラッシュバックする。

喧嘩の原因は父が無断欠勤をしたことや浮気をした事。とはいっても母も浮気していたけどね。

何度か警察沙汰になって保護されたこともあったな。環境の変化にストレスを感じていたから酷い環境でも帰りたいと思っていたけれど。

母がうつ病なこともあって碌に家事はしていなかった。親の手料理を食べた記憶がない。

両親について、父は放任主義、母は過保護。

過保護とは言っても「子供が第一」という言葉だけを大事にしているだけで中身は空っぽ。親らしい事をされた記憶がお金以外にない。愛情というものを実感したことがない。

親に反抗することもあったが、大体は「大人になればわかる」と「屁理屈を言うな」で押さえ込まれた。それ以上反抗しようとしたら「症状がでる」で終わらされた。

大人になればわかると言われたけれど、大人になったであろう今でも納得できないことばかり。

小学生の頃から何度か死にたいと考えて死のうとしたけれど、お小遣いもお年玉もなかったからタオルをバックをかけるポールに括って、教科書を入れたバックを錘にして首を吊ったことがあるけれど、痙攣まで行っただけでポールが倒れちゃって結局死ねなかった。


どれだけ親が嫌いで否定してきても、受け継いだものは簡単には捨てられない。否定した分だけ自分に返ってくる。

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