愛情について

要約
愛情には愛する立場と愛される立場があります。愛する立場では自己犠牲を通じて相手を愛し、その結果としてプラスの状態になります。一方で、愛される立場では存在だけで相手に愛され、プラスの状態が持続します。相手に対して愛情を返す必要はありません。

本文
愛情とは

愛情には二つの立場がある。愛する立場と愛される立場である。

愛する立場は人に愛される為に自己犠牲を尽くす。所謂マイナスの状態から始まり、愛されることでプラスになる。相手の為の自己犠牲である。それは自分の為の自己犠牲ではないかという質問もあるだろうが、違うと考えている。何故なら目的が自分で手段が相手であるならそれは愛情ではなく承認欲求ではないかと思うからである。

次、愛される立場は前に書いたものの反対かのように見えるが、実は違う。ただ愛されている人はその人がその人と存在しているだけで愛されているのでマイナスはない。存在しているだけで相手は与えられているのでマイナスはなく、ただ愛されるだけなのでプラスしかない。愛情を返す必要はないのだ。

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