2020を雑に振り返る
2020年も色々あったので、自分用に雑に振り返りをします。
ほんとは年が変わる前に書き上げたかったけど想像を絶するだらしなさで気づいたら年明けてました。
読んで良かった本
今年は56冊ほど本を読んだみたいです(漫画除く)
その中から良かったものをいくつか雑にピックアップ
今年はメンタルが死んでたのもあって、なんかすごく仕事で役に立つとかそういうので感情が全く動かなくて、例年に比べて物語をたくさん読んだ。
アルジャーノンに花束を
これ翻訳めちゃくちゃむずかったんだろうなあ
後半自分の運命に気づいてしまってからのチャーリィの行動はグッとくるものがありましたねえ
サラバ!
この一文がすごく好き
まるきり知らない世界に、嬉々として飛び込んでゆく朗らかさは、僕にはない。あるのは、まず恐怖だ。その世界に馴染めるのか、生きてゆけるのか。恐怖はしばらく僕の体を停止させる。そして、その停止をやっと解き、背中を押してくれるのは、諦めである。自分にはこの世界しかない、ここで生きてゆくしかないのだから
凍りのくじら
主人公のものの見方、人間の捉え方がすごく好きでした。
なんかこう一歩引いて世界を見ながらも、その世界と交わりたい感じ。
ハーモニー
SFの傑作ですね。意識とは何か、「わたし」とは何か。
ちなみにこれ読んだ後にオルダー・ハクスリーのすばらしき新世界も読みました
銃・病原菌・鉄
格差とかなんかそういうのを考えるのに一回読んでおきたい系
とりあえず今の世界が今の形である理由に地理的要因がめちゃくちゃ重要であるということは認識した
リウーを待ちながら
漫画だけどすごく良かったので。ペストと戦うある町を題材にした漫画。2017年発売なんですが、まじで2020年を予言してるかのような漫画でした。3巻で完結するのでぜひ。
ちなみに「リウー」はカミュのペストに出てくる医師の名前です。海外文学読むの苦じゃない人はぜひカミュのペストも合わせて読んでみてほしい。
読んで良かった記事
本と一緒で、参考になるのはいっぱいあるけど個人的に今年良いなあ、と思ったのの多くはいわゆる「役に立つ」系ではなかったなあ
いやあ、かまたまるが居ないのはそんな気もしてたけどびっくりしたなあ
個人的に好きだったツイート
もっとあるけど抜粋するとこんな感じ。
深津さんの世界の捉え方とかは割と共感できるものが多くて参考にしている。
ちなみに個人的に優勝は橘さんの「実装しなかった機能群が自慢」です。
雑に全体的な話
上半期(1~6月)
記憶がほとんどないです。頑張って仕事してたんだと思います。上半期は結構メンタルが死んでました。最終的に6月くらいには鬱一歩手前くらいまでいってました。
自分の中では5月くらいからかなりしんどくなってきたな、と思ってたんですが、日記を振り返ってるとどうやら1月からすでにやばかったみたいです。自分でも気づいてなかったです。
無理すぎて上司に相談して、休み休みやりつつ、このタイミングでプロダクトマネージャーからエンジニアに転向させてもらうことになりました。
かねてからエンジニアになりたいな〜〜と思ってたので、すごくいい機会をもらいました。
本当に会社の人たちに恵まれてたおかげで、ギリギリ生き延びました。
下半期(7月~12月)
エンジニアとして修行をしつつ、少しずつ開発業務に入っていきました。プロダクトマネージャーやってたおかげで業務上のコミュニケーションとかは正直ほとんど苦労することなかったので、シンプルにエンジニアとして成長することだけに集中できた気がします。
とりあえず最低限足を引っ張るレベルからは脱出したつもりですが、まだまだ半人前であることには変わりないので引き続き勉強していこうと思います。
今年のことはまた起きてから考えます。
なんとなく、言語化をさぼらないことと、自分をハックする的なことをやれる1年にしたいなあ、みたいなことを考えてはいます。
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