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貧しいならば頭を使おう

しばしば社会的貧困に対してやりきれない思いを吐露する人がおられます。

私も収入の大半は障害者年金ですし、生活困窮者が多く住む公営住宅に居を構えてますから、貧しさを良く知っております。

しかし、私はどんなに貧しくとも人間には文化が必要だ、という信念を持っておりますので、なるべくモノを少なく持つこと、食料品以外の買い物は極力しないこと、インテリアを整えて普段の生活を清潔かつ文化的に保つことなどをモットーに生活しております。

インテリアを保つことはとても好きなのですが、使えるおカネには限りがありますから、良く吟味してメルカリやラクマ、Off House等で中古品などを安く買ったものです。

ですから、来客のみなさんに「その程度の予算でよく収まりましたね!」とびっくりされることもあります。

インテリアだけでも工夫次第でこんな具合なのですから、食費や光熱費、家賃や趣味に至るまで出費を抑えながら尚且つ、生活レベルを最大限に発揮することも可能なのが日本という国の素晴らしい特徴です。

Amazonを観てみると、「毎月食費を一万円に抑える方法」ですとか、消費電力を抑えた家電製品を紹介する雑誌、それこそ「一カ月10万円生活」なんていう思わず手に取りたくなる単行本までありますし、低予算で生活するYouTube動画などがじつにたくさんヒットします。

電球ひとつにしても、すべての電球や照明をLEDにするだけで毎月のコストを抑えることが簡単にできます。

確かに開発途上国のみならず、先進国でさえ貧困に甘んじる人々は社会問題になるほど多くおられます。

しかし、私が言いたいのは先ず貧困から我が身を自衛するためにできることはすべてする、という当たり前のことをどれだけの人々が自覚を持ってやっているだろうか、ということです。

コロナ禍で仕事を奪われたり、人工知能の登場により ますます職を失う人が多くなる遠くない未来のために、我々は自衛しなければならないのではないか。

おカネのかかる都会の暮らしから家賃の手頃なトカイナカに引っ越したり、電気、ガス、水道費を見直したり、メルカリやAmazonを利用して中古品や未使用品を安く買うなんて具合に。

ウクライナやパレスチナの戦争は停戦の兆しすらありませんし、景気が上向きとは言え、まだまだ庶民感覚で豊かさは見えません。

こんな時こそ、デフレに30年間耐えてきた日本国民の底力やノウハウが試されるのではないでしょうか。

夜明けの来ない夜はないのです!

低所得、低賃金に喘ぐみなさん!踏ん張りましょう!

ぜひサポートしてください。よろしくお願いいたします🙇‍♂