見出し画像

『愛してる』という言葉について。

以前記事に書いたことと似てる内容に
なるかもしれない。

皆さんはパートナーに『愛してる』という
言葉をかけていますか?


自分は、自分から言ったことは
一度もない。

夫が言ってくれた時のみ
『愛してる』と言葉にする。

心からそう思ったときに。


うちの夫は最初の結婚の時
当時24歳とか25歳とか
そんな若さの頃に

『愛してる』という言葉を
使い始めていた。

初めはビックリして
本当に『愛してる』って言葉を
使う人いるんだ、と思った。

軽々しく使う言葉じゃないという
意識だったから

夫が口にした時も
『え?そんな関係だったっけ?』
という感覚。

ずっと違和感があった。

ろくにお互いのことも知らないし
話してないし

理解し合ってもいないのに

表面上の『愛してる』の言葉だけが
ひとり歩きしてるようで
嫌だった。

そんな関係だったので離婚にも
なったんだろう。


でも自分は夫が好きだった。
自分にはないものを持ってる夫。
夫といたら不健康な自分も
健康になれるんじゃないか?
そう思ってなんだかんだ

離れてもくっついて
くっついては離れての
繰り返してで
夫とは2回離婚した。

ない頭を振り絞って
なぜ上手くいかなかったのかを
散々考えた。

わからないから
夫のことが
知りたくて色々質問してみたり

自分のことを知ってもらうために
言いづらい本音を夫に
語ったり

夫もやっと心を開いてくれて
本音で語ってくれるように
なって
言いづらいことを
言ってくれたり

そんな関係になってから

自分の独占欲が原因で
離婚になったんじゃないかなと
思うようにもなった。

夫が他の女性と話すことも
一緒にいるだけでも
ヤキモチを妬いてしまう。

仕事に行っている間
友達と会ってる時
一人で過ごす時間

自分以外の女性と
会っているんじゃないかって
妄想が酷かった。

勝手に想像して
苦しんで次第に現実に
起きているかのように
思い込み始めていた。


思い込みを信じているところから
始まっての会話だから
まともに会話にもならない。


そんな自分の欠点に気がついて

夫に誰か他に好きな人ができて
恋人がいたり、結婚しちゃったと
してもそれでも好きでいよう。

そう考えるようになったら
夫とある程度の距離を保って
関係が上手くいくようになった。


自分が夫に片思いしてるくらいが
ちょうどいい。

自分だけのものにしたいと
思うと
離れていくことが
不安になる。

誰のものでもないし
夫のことを知らない面も
まだまだたくさんあるだろう。

全部知ることはできないし
わからないから
一緒にいたいと思うし
面白い。


『愛してる』って言葉を
口にできてる夫を尊敬する。


自分から言うのって勇気がいるし
タイミングとか
思った時に言うのかな。

自分から『愛してる』って言葉が
出ないこと、夫はなんとも思わないの
だろうか?


いつも言ってもらってばっかり
と感じてしまう。

毎回不意打ちで『愛してる』という言葉を
使う夫にドキドキする。

毎日言わない。

毎回言わない。

たまに不意に言う。

今朝は出かける時、珍しく
久しぶりに『愛してる』と言って
出かけて行った。


いつ言うか予測もつかない。


そんな不意打ちの

『愛してる』の言葉に
重みを感じるようになった自分。

最初の結婚の時の
夫の『愛してる』とは
違うと感じる。


夫の中で同じ『愛してる』なのかも
しれない。

変化したのは自分だけかも。


それでも現在の夫の口にする
『愛してる』は心からの言葉なんじゃ
ないか、と信じられるように
なったんだと思う。

夫に片思いしてる自分への
『愛してる』は最上級の嬉しい
ご褒美。

昨日も今日も明日も
夫を愛したい。


愛って与えるものだと
いうことを学んだし

愛を受け取ることも愛だと
いうことも学んだから。


夫のことが好きすぎるのも
考えものだけど

夫以外にも子供達や、
友達、支援者さん達、好きなこと、
好きなものも

大きさも形も様々だけど

『愛してる』と言う言葉が
当てはまるのかもしれない。



そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。





この記事が参加している募集

今こんな気分

今週の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?