パートナーがいる人はこんな言葉を
言い合ったりすることが
あるのではないかと思います。

『好き』

から始まって親しくなっていくうちに

『愛してる』

になるのは何となくわかるけど
この『愛してる』ってどういう意味なんだろう
と昔からピンとこない。

今まで恋愛して結婚して離婚してきたけど
『愛してる』という言葉を使うのは
元夫だけだ。

しかも初めて言われた時がいつだったか
もう思い出せないけど
『え？そんな仲だったっけ？』と
いう関係性のタイミングで言われたから
チャラい男なんだな、くらいにしか
思っていなかった。

元夫＝チャラい男

見た目は至って真面目なのに
中身がチャラい。

そんなところに嫌悪感を感じていたのに
結婚し、離婚してまた再会して
一緒にいる。

大切だという意味だろうか。
すごく好きみたいな意味なのか。

この歳になっても
『愛してる』の意味がわからない。

けれど、愛おしい気持ちはあるから
私も『愛してる』と返す。

元夫も愛おしい気持ちから
言うのかな。

なんかクサイ台詞って感じで
信用できない言葉に思えてしまう
私の頭がひん曲がってるんだろうか。

でも言われると
すごく嬉しい。

今朝は、送り出す時に初めて
『愛してる』の言葉を言われて
ビックリしたけど
嬉しくて
『愛してる』と返して
元夫は仕事に向かった。

１日、『愛してる』の意味を
考えつつ嬉しいなぁという気持ちを
胸の支えにして仕事に向かった。

疲れてしんどくなった時も
『愛してる』って言ってくれてたなー
と言葉を思い出すと
元気が湧いてきて
今日一日がんばれた。

『愛してる』って元気や勇気をもらえる
言葉でもあるなぁと思う。

人の言葉ひとつで
元気にもなれたり
元気じゃなくなったりもする。

人の言葉って大事だなと思う。

だからできるだけ
温かい言葉を使おうと心がけてる。

私は自分から『愛してる』を
言ったことがない。
というか、滅多に言葉にしない。
小っ恥ずかしくて。

なのでサラリと口にする元夫を
チャラいと思ってしまう。

チャらくても何でも
人を喜ばせる言葉を自分から言う元夫は
私より精神的に強いなといつも思う。

私は待ってしまう。
受け身でいることが多い。

自分から働きかける人って
すごい。

消極的な自分じゃダメだって
思ってるところがある。
（自分にダメ出しするいつもの癖）

けれどこれで５年間、結婚生活も
およそ６年間これでやってこれたって
ことはこんな感じのままでいいのかな。

愛されることに依存しないよう
自分で自分を愛しながらも
やっぱり人から愛されることは
嬉しい。

ちょっと成長したのは
愛することの方が幸せだなと
感じるようになったこと。

相手に自分が何かできることはないか
と探しているけど

結果、やってもらってることが
多く感じる。

愛して愛されて。

あぁ。
『愛してる』って相手に何かしてあげたい
存在だよ、みたいな意味なのか。

うーん、相変わらずピンとこないけど
『愛してる』の言葉を胸に留めて
大切にし合える強い存在がいてくれること
感謝して、いろんなこと
頑張っていきたいと思う。

コツコツやろう。
できることをやろう。