「腐るお金」の持つ可能性
みなさん、こんにちは。
わたしはとある日本企業のサラリーマンです。所属する部署で、2年前まで管理職に就いていましたが、メンタル不全に陥り管理職を降りました。
気力と体力が回復したら、また管理職に復帰してバリバリと仕事に励もうと志してきましたが、最近自分が就いていた仕事を第三者視点で見ているうちに、「なんて非生産的で、非効率な仕事をしていた、もしくはやらされていたのだろう」と考えるようになりました。果たして自分の仕事のどのくらいに意味があるのか、もしくは自分の働き方が効率的なのか、という視点で日々考え、本を読んで勉強するようになりました。まだまだ勉強中ですが、自分の頭を整理する意味も込めて、noteを使ってアウトプットしていきたいと考え、この記事を書いています。
今回参考にした書籍は篠原 信氏の「思考の枠を超える」です。
人類最大の虚構は「お金」である
書籍では、ベストセラーとなった「サピエンス全史」の中で、「人類最大の虚構はお金だ」と指摘してることに触れています。
私はまだ「サピエンス全史」を読んでませんが、「お金が虚構である」とは考えたこともありませんでした。「劣化しない」という性質は確かに不思議です。篠原氏はさらに続けます。
この「ヴェルグルの奇跡」という出来事も私は知りませんでしたが、経済学者のケインズは「腐るお金」を提案したシルビオ・ゲゼルという経済学者を高く評価していたようです。
日頃から資本主義一辺倒の現代社会で生きていくことに疑問を感じていた私には、斬新かつ非常に面白いアイデアと感じました。腐るお金の導入には、様々な課題も考えられますし、様々な反対意見も存在すると思います。ですが、「腐るお金」は、経済活性化と環境問題解決に貢献する可能性を秘めた、非常に興味深いアイデアです。
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