AKIRA

サラリーマンの思考実験ノートです。暇つぶしです。 どうぞよしなに

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最近の記事

この世を操っているのは、“普通の人”である

僕たちは、ときに才能のある人を羨む。 ・メジャーリーグで何十億円もの年俸をもらいながら活躍するあの野球選手 ・W杯で競合相手に逆転ゴールを叩き込むサッカーの日本代表 ・類まれな才能を発揮し、多くの人を感動の渦に巻き込むミュージシャン ・どんなに落ち込んでいる人をも笑わせる、底抜けに陽気なコメディアン。 それ以外にも、僕たちの身近なところでは、カメラマン、ウェブデザイナー、フリーライターなど、この世には数多くの「チート的な才能」を持つ人々が多く存在する。 そんな、日の光を

    • 麦茶は夏の味

      今年もこの季節がやってきた。 朝起きればうだるような暑さ。外を歩けば頬を包み込む熱風。 湿気で一日中肌はベタつくし、汗もとどまる気配がなく、窓ガラスに吹きつけた雨の水滴のように首筋を流れる。 テレビでは連日、各地の最高気温がオークションの入札者のごとく、次から次へと数字を更新していく様子が報じられている。過去最速で梅雨も明けたというから、この暑さには呆れるほどである。 しかし、それすらも心地良いと思ってしまうのは、夏が魅力的だからか?それとも僕が変人だからか? 後者

      • 夏の終わりはなぜ寂しくなるのか?

        気が付けば9月も下旬に差し掛かっている。 街を歩けば長袖の人の姿もまばらに、ふっと息を吹きかけるような涼しい風が、時折頬を伝っては消えていく。そうして、彼方に流れていった秋めいた風が、夏の終わりを現実のものとして私たちに予感させるのだ。 ここで、私たちの多くは一抹の寂しさに囚われる。 その心情を因数分解すると、夏が終わることに対する寂しさであることに気付かされる。 ふと思うが、巷においては、春の終わりや秋の終わり、冬の終わりを名残惜しむような声はあまり聞かれない。むし

        • ミュウツーが教えてくれること

          天気の子は公開日に観に行き、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』もなんと公開日に観に行っていたいっぴです。 しかも一人で(笑) やはり、ポケモン映画を侮るなかれ、本当に良い映画でした。パンフレットも買っちまいました。 この映画は1998年に公開された『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のリメイク版であり、3DCGによるよりリアル感溢れるアニメーションとなっています。 ダイヤモンドパールまでしか知らない非ガチ勢ですが、感想をここに書き留めます。 ネタバレ

        この世を操っているのは、“普通の人”である

          ディープな?『天気の子』(ネタバレ含みます)

          こんにちは、いっぴです! 記念すべき初投稿となりました〜〜 さてさて、今日は先日観に行った新海誠監督の作品『天気の子』の感想を書き留めておきたいと思います。(日が経つと内容忘れてしまうので汗) よかったら暇つぶし感覚で読んでみてください! 壮大なネタバレも含みますので、まだ観ていない!って方はブラウザをそっと閉じてください笑 でも観たら戻ってきてね!! ※ さて、まず、特筆すべきは、『君の名は。』よりもおもしろかった…!観た方はもうご存知かと思いますが、前作の『君

          ディープな?『天気の子』(ネタバレ含みます)