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皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
最近思い出した話を
書いていきます。

僕ね、大学時代
落語研究会に所属していたんですね。

今から３、４年前
僕が３回生くらいの頃ですね

落語研究会に
Uという同期がいまして
そいつと喋っていた時の
話なんですけども

その時ね、
Uがある後輩部員に
かなり腹が立っている様子だったんですね。

Uは技術部長という
部員全体の落語技術を司るポジションに
ついていたんですけども

１人の後輩部員が
Uに対して
あまり良くないことを
してしまったらしくて

個人的に落語を見て指導する約束を
していたはずなのに
すっぽかしたりとか

他にも遅刻したりとか

様々な言動が重なって
Uの怒りが限界まできているようなんですよ。

僕はその頃、会長をしていたので
最初はだいぶ真剣に聞いていたんですけど

Uがね、怒る時に
怒っている内容を
繰り返すタイプだったんですね。

〇〇なのも腹立つし
〇〇なのも意味わからんし
〇〇なのも理解できへんし

みたいな

同じことを何度も言って
繰り返す度に怒りが増幅するタイプ
だったんですよ。

間近で見ていたら
それがだんだん可笑しくなってきまして

自分が怒られてる立場じゃなかったら
人が怒ってる様って
ちょっと面白かったりするじゃないですか

こいつずっと同じところ
行ったり来たりしてるなぁ
でも、冷静さを失ってるって事は
ホンマに怒ってるんやろなぁ
と思いながら
しばらく聞いていまして

ちょっと落ち着いたなぁ
くらいのタイミングで

「ていうか、結局何が
一番腹立ってんの？」
って聞いてみたんですね。

そしたら、

「LINEで謝ってきたんやけど
その文面が
『すいません』やってん
『すみません』やろ！
それが一番腹立つ」

って言ったんですね。

そこ！？
と思いまして

『すみません』を
『すいません』と間違って
使ってる人って
結構いるじゃないですか

僕もたまに間違って変換してしまったり
しますし

「え？
LINEじゃなく直接
謝ってこいよ！
とかじゃなく？」

って聞き返しても

「『す、み！ません』やから！
なんやねん『す、い！ません』って」

って
『み』と『い』の部分を強調しながら
さらに怒ってるんですよ。

いや、絶対もっと怒る部分あるやろ

一番怒ってるのそれ！？

それ後輩に指摘したら

「え、先輩
そこですか！？」

ってなるよ
と思いながら

「まあそれは腹立つなぁ」
と言ってその場を
後にしました。

まあそこが
言葉を扱う落語研究会、
技術部長としての
矜持だったのかもしれませんね。

ではまた明日