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時には毒舌おばちゃんにもなるよ

長年勤めてきた薬局で私が常に心掛けてきたこと…

それは新入社員の子も、長年働いているベテラン勢も分け隔てなく、思っていること、話したいことを口にできる環境を作ることだった。

今まで色々な職場で働いてきて感じるのは、会社や上司への要望、不満、スタッフ間での悩みなど溜め込んだものがありながら、それを自分の中でどうにか解決しようとしたり、どうせ言っても変わらないと諦めたりして、結果どうにもできずに退職という決断に至るパターンをずっと見てきた。

これを私にどうにかできないかと考えたとき、まずは私が思ったこと、感じたこと、考えていることをどんどん発していくことだった。もちろん不満を吐き出すだけならただの愚痴でしかなく、聞いていて気持ちのいいものではない。ただの愚痴で終わらせるのではなく、それを解決するためにはどうしたらいいのか、そこもしっかりと考え行動に移していくことだった。

もちろん会社や上司からはメンドクサイ人に思われることもあっただろう。後輩たちが思っていることも誰がと特定されないようにして代弁してきていたし、会社としては痛いであろう部分も指摘してきたし…

もちろん私の力不足で何年も言い続けてきたことでも未だに変わっていないこともある。

でも、私がしてきたように、口にしていいんだ!と思ってもらえる人が一人でも増えていけば、会社全体としては少しずつでもいい方向に変わっていくし、不満や悩みを抱えての退職を減らすこともできる。結果、それは会社にとってもプラスだよね。

時には「毒舌おばちゃん」みたいになってたけど、そんな人が一人いるだけで悩んでいるのは私だけじゃないんだ!とふっと心が軽くなる人がいたら嬉しい。

この薬局は退職するけど、場所が変わってもこの人と話すとなんか心が軽くなるんだよね…そんな人でありたい。

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