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個人事業主に必要なゆるい繋がりと共犯者 後編

イメージとしては、農家さんのフードロス対策。普段の仕事の中で副産物的に出るB品や余剰品、これが自分達にとっての『相談事』や『受けきれない弁当依頼』。廃棄しても正規品で生計は成り立つ。むしろ無駄に手をかければコストに合わない。しかしB品でも欲しい人はいる。

価値があるのにもったいないとは思うし、手間暇がかけずに出来るなら対価は手間賃だけでも良い。(手間がゼロって事は無理なので多少の対価は無いと継続性が無いと思う)試しに考えた思いつきをメモしておく。

個人事業主限定の小規模案件紹介システム

・個人事業主限定の会員制コミュニティ
・地域限定
・顧客や知人からの相談事を『案件』として出品
・案件の紹介を受けたい事業者が応募
・案件を出品、紹介する毎にポイントが貯まり、ランクアップ
・ポイント、ランクは会員内で共有
・ランク=信頼性、影響力の可視化
・ゲーム的な要素
※案件のやり取りに、金銭やポイントを絡めるかは検討中

普段の仕事の中で蓄積される相談事をコミュニティ内で共有、紹介する事で解決する。顧客や周辺からの信頼度があがるし紹介した場合に何かしらの対価を設定すれば事業へのメリットもある。お金で無くとも何かしらの意味付けが出来れば経営者の時間や労力の無駄遣いでは無くなる。

もちろん既存のクラウドサービスはあるので特段新しいアイデアでは無い。ただ、今回の話しはそれらに載せる程でもない『小さくたわいもない事』。もっと気軽に共有出来るコンパクトで直感的でスピーディーさが欲しい。もちろん、その小さな案件をどう使うか、どう育てるかは自由だしそれこそ経営者の腕の見せ所。

個人とコミュニティの両立

これからの時代コミュニティは必須と言われている。実際、こうやってアイデアがあっても1人で立ち上げは難しく、人数が必要という場面が多々ある。でも正直、必要以上の仲間意識は苦手。好き好んで個人事業主をやるような人にはそんな人も多いんじゃないか。自分自身『皆んなで一緒に』は向かないタイプ。歩調を合わせるとどうしてもスピードが落ちる。立ち上げも商売もタイミングが大事だし、個人事業は小回りの良さがメリット。なにより飽き性の自分は待ちきれない。

干渉しすぎない程々の距離感。ゆるく繋がって、お互いのメリットが噛み合えば手を組む。自分が面白いと思えば自主的に考えて動く。せっかく個人事業主なのだからそういう主体性と楽しむスタンスがあっても良いと思う。

そういう意味でもポイントやランクを組み込んだゲーム感覚のシステムに出来たら面白い。ただ自分が面倒にならない為でもあるけど。

現状、お金になる訳でもないから金銭的にも時間的にも余裕のある人じゃないと一緒にやるのは難しい。この計画はほんの思いつきで『あったら面白いよね』位の話だけど、それに乗っかれる余裕のある個人事業主が集まったらもっと面白い事が出来るかも。そう考えたらちょっと本気でやってみたくなってきた。共犯者…もとい協力者の立候補待ってます。


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