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#273 人生はそれ自体が1つの「芸術作品」である

 世の中には様々な会社や企業が存在し、それぞれの理念の元、社会をより良くするための活動を行っています。

 私たちは意識・無意識に関わらず、それらの会社や企業が提供するサービスの恩恵を享受し、それら全てが私たちの生活を便利に、そして豊かにしてくれます。

 芸術分野もその一つ。芸術は私たちの生活に彩りを与えてくれるものだと言えるでしょう。

 今、学校教育にいける「芸術分野」に関する関心が高まっています。

以前私のコラムでも、『文化的素養が私たちの心を豊かにする』というタイトルで、実技系教科・科目の重要性について言及しました。

 古代から人間は、音楽、踊り、絵画などを通じて、個人や民族の誇りを表現してきました。何かを表現することで、私たちの心は解放されていきます。それは食べることや寝ることと同様に、私たちが生きる一部として機能していることだと思います。ある意味では、私たち一人ひとりの人生が唯一無二の「芸術作品」そのものだと言い換えることができるのかもしれない。非常に陳腐な比喩になりますが、真っ白なキャンパスに何を描くか。その可能性は無限大であり、他の誰にも描くことはできません。私たちが生きることそのものが「芸術」と深く繋がっているのだと思います。

 心を豊かにすること。これは学校教育における大切な要素であり、「生きる力」に直結するものなのかもしれません。


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