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 漫画家・鳥山明氏が亡くなったというニュースが流れてきました。

 ドラゴンボール。それは年齢や性別、そして国や宗教を越えた、ある種の「共通言語」として機能をし、多くの人の心を支えてきたように思います。

 小学校3年生でフランスの田舎町の小学校に入学した私は、当時非常に孤独を感じてました。言葉も生活も宗教も考え方も日本と全く異なる環境は、当時の私にとっては非常に困難であったことを覚えています。

 そんな私を救ってくれたのは「ドラゴンボール」。当時のフランスでも大人気。私が下手なりにドラゴンボールのイラストを描くと、同学年のフランスの子どもたちは非常に喜んでくれました。フランス語ができない私にとって、ドラゴンボールは、異国の友人を作る上で、なくてはならない共通言語であったのです。

 まだまだ多くの作品を世に送り出して欲しかった。
 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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