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#111 指針は変化していい

4月の学級開き・授業開き

そのための準備として「1年間の指針」を考えることはとても大切です。

「黄金の3日間」という言葉があるように

年度最初は児童・生徒が最も教員の話に興味関心がある時期と言っても過言ではありません。

教員は年度の当初で、クラス運営や授業運営に関する指針を

明確に、簡潔に、そしてわかりやすく伝えることによって、その指針が彼らの行動規範として機能します。

一方、その指針によって教員自身が困ってしまうことも現実には起こり得ます。

児童・生徒は1年間の中で様々な変化を経験するし、年度当初に教員が想像しなかった事象も起こるでしょう。

時には年度当初に立てた指針がうまく機能しなくなることもあります。

その時、

その指針を変化させるか
その指針のままでいくのか

は大きな分かれ道となります。

その際

「指針は児童・生徒のためにある」という概念に立ち返ることが大切です。

児童・生徒の現状や対話を通じて生まれた指針こそが

彼らにとって最も役立つ指針となるのです。


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