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【感想】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎※ネタバレ含

因習村のヒロインは七割・八割死ぬんよ……!!

因習村(閉鎖された村も含)のヒロインは死ぬ。七割・八割くらいの確率で死ぬ。
映画後半での沙代さんの「死ね!」には興奮しました。ありがとうございます。

すみません初っ端から飛ばしてしまいました。
こんばんは、入相海です。

妖怪とかお化けとか怪談とか、プロフィールにもある通り大好きなんですが、鬼太郎も例に漏れず大好きなんですよね。
で、そんな鬼太郎の映画やってるよ〜というツイートを見かけて、久しぶりに映画館に足を運びました。
いつも通り情報は遅いんですけど。

鬼太郎アニメ、馴染みがあるのが漫画と第四シリーズなので、ひっさしぶりのアニメ鬼太郎だったんですけど……

ぬっるぬる動く……! 戦闘シーンすげー動く……!!


ビビりましたね。マジで久しぶりだったんで。
絵柄が変わった〜とか声優さんも違うよ〜ってのはネットニュースで何となく知ってたんですが、こんなに動くと思ってなかったよ凄いね!カッコいいね!!とはしゃぎました。心の中で。

閉鎖された村×妖怪(幽霊族)と人間のバディ×昭和的オカルトって感じの映画だったんですが、『弩級の陰鬱さ』を求めて行った人は肩透かしを食らうかもなぁ、と思いました。

いやちゃんと仄暗いし、湿っぽさはあるんですよ。近親相姦とか、男尊女卑の感じとか村特有の閉鎖感とか、人間の醜さ・悍ましさとか。
でもすげーディープかと言われるとそこまででは無いような気がしました。あくまで私は、ですが。
だからガッツリそういうモノを求めて足を運んだ人は「あ、何だこの程度か」ってなる気がします。冒頭には『因習村』って書いたけど村の一部ですし、範囲も狭めです。

でも全体的な雰囲気とか、この映画のやりたいこととか見せたい風景は伝わったし、メチャ見やすくて良かったですね。ライトすぎずディープすぎない感じの、昭和のくすんだ空気感も好きです。
アニメーションの色味も彩度も高いというか、演出とかも新しい感じで今に合わせた・新しい鬼太郎って感じでしたね。いやー凄かった。面白かったです。

導入もワクワクするような構成でしたし、会社から汽車のシーン、トンネルそして村へと入っていくという少しずつ日常から非日常に移り変わる感とか、お屋敷の門をくぐる際の『ここからは異世界だぞ』感の演出も好きでしたねー。

ただ思わずツッコミを入れてしまったシーンがあって……いやだって沙代さんが死んで慟哭するとこ、

早くなぁい……? 水木さ、ちょ……切り替え……早くなぁい……?


水木さん慟哭→目玉の親父さんが拘束をぶっち切る→水木さんの元に行く→水木さんが立ち上がる

いやテンポ良ッ!!!!悲しむシーン短ッ!!!!
と怒涛の脳内ツッコミを入れました。
でも水木さんは戦争帰りだし、それで切り替え早いのかな〜とも思ったんで、不満があるというよりは早さにビビっただけです。実際急いだ方がいい状況だったワケだし。

しかし久しぶりに観た映画でしたが、総合してみると良かったな〜。
やっぱり映画館で見ると迫力もあるし、音響も凝ってるから楽しいしね。ホント、満足のいくものでした。

基本的に何かしらに対する感想は心に秘めるタイプなので、こうして真面目に書くのは初めてかもしれません。
読書感想文とか苦手だったし、人に強制されて書く意見が大嫌いなので……あと物事やコンテンツを摂取するタイミングを自分で決めたいので……。

DVDが出たら欲しいのと、パンフレットは売り切れだったので取り寄せることにします。ポスター(最初のティザービジュアルが好き)は……売店にあったっけ……とりあえず確認してきます。

それではさようなら。

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