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衣食住『+情報』の今とこれからについて考えてみる

『情報化社会』と言いますが、世の中の必需品として、情報の価値は物凄く高まっていますよね。

生活に必要なものは?との問いに、
『衣・食・住』の3本柱は、今や
『衣食住+情報』と言われています。
(衣が情報に代わったとも言われています)

先日、auの回線不調があり、多くの方がとても大変な目に遭ったようです。
個人個人で大変な方もいたようですし、様々な歯車がおかしくなったようです。

「電話が通じないのは命の危機だ」というような報道も目にしました。

少し前までは、ケータイなんてなかった時代でしたが、世の中は一気に進んでいます。


昨日、台風が通過していきました。
記録的短時間大雨情報が発令されるなど、場所・コースによっては、被害が出たところもあったようです。

台風が接近してくると、風が強くなってきて、「来たな」というのが分かりましたが、スマホの画面越しの天から見た図面で現実を知ります。

その昔はこんなものがない中で、自然と共存していたのだろうと思います。
情報が無いと生きていけないのは、自然と離れていっているとも言えるかもしれませんし、人間が脆弱になっていっているとも言えるのかもしれませんね。
もちろん、ぼくもその一人です。


auと、台風と、酷暑と、一気に訪れました。
何かを教えてくれているようです。
この時代の『情報』のあり方。
しっかりと考えてみたいです。


眼に見えない、手に取れないモノ

子どもの頃、算数や数学が急に苦手になる場面がありましたよね。
実物の、リアルに感じれる計算ばかりだったのに、
想像の世界で考えないといけない場面が増えてきます。

ありがちなので、
マイナスってなんだ?
分数ってなんだ?
ルートってなんだ?

もっといけば、虚数や、微分積分、発散や収束・・・
わけわかりません(笑)

一生懸命、説明しようとリアルに置き換えますが、結局は頭の中での想像の話。

情報も、同じだとつくづく感じます。

目の前にあるようだけど、
リアルなようでリアルでない。

家族や友人からのメッセージも、スマホごしの文字であり、リアルに頭の中で変換して受け取ります。

リアルの繋がりのない人からの情報も、リアルなように受け取ってしまうのが情報化社会です。
怖さと豊かさを合わせ持っています。

子ども達は、オンラインゲームで、家にいながら、友達たちと遊んでいます。時代に順応していますね。
『情報⇒リアル変換』する機能とも言えるでしょうか。



情報に踊らさせられる

よく、情報に踊らさせられたなんて言葉を聞きます。
真偽が不確かな情報に、自分の行動が左右されたということですね。

各種報道や、ネットでの情報、SNSや動画もあります。
いろんな情報や意見が飛び交うなかで、どれが本当なのか分かりません。

以前であれば、テレビで言っているから、新聞に書いているから、正しい情報なんだ!という風潮があったかと思います。(それもどうなんだろうと今となっては思いますが)

情報はあくまで情報であり、自分がどう受け取り解釈するかが重要だと思います。

情報の信頼性においては、
『誰が言っているか』が重要なのかと思います。

信頼するテレビ局や新聞社がある人もいらっしゃるでしょうし、
信頼する家族や友人の発言が優先的な判断基準になる人もいるでしょう。
それがSNSでの繋がりや大勢の声に従うという人もいるでしょう。

多種多様になればなるほど、
『情報の出所』が大切になりますよね。

最もチカラが大きいのは、やはり、リアルな繋がりだと思います。

リアルな繋がりのなかで、情報を噛み砕いていくというのは大切なことだろうと思います。


情報を通訳・解説する存在

そう考えると、多種多様にある情報や難しい情報を、
いかに自分事として感じれるか・・・
というなかで、
上手く、通訳というか、解説してくれる存在って重要だと思います。

例えば、ぼく自身、気をつけていることは、
災害対応において、ぼくは指示を出す立場です。
表面的な情報だけでなくて、もう一歩・二歩踏み込んだ情報を付加して皆さんに伝えるようにしています。
難しい内容は分かりやすいように説明しようと思っています。
タイミングも大切です。
表面的なものだけでなく、解釈や解説を添えるということです。
こんな存在が重要なのではないかと思います。

例えば、国政選挙の真っ只中です。
各政党、違うこと言います。
よく聞くと同じようなことを言っていることもあります。

皆さん、プレゼンは一生懸命します。
批判も一生懸命します(笑)

プレゼンよりも、ファシリというか、ディベートというか、
どこが違って、どこが同じというような、整理・色分けの仕方ができるような存在が必要かと思います。
(そんなようにプレゼンすれば良いのになぁとも、見ていて思いますが)
(仲間である大学生たちがこういう活動をしていてとっても素晴らしいんですよ)


情報を上手く活用する時代へ

メタバースや、eコマースのように、
情報を上手く使う時代へとどんどん進んでいきます。

より便利に、より快適に、より迅速に、よりローコストに、変化していきます。

ビジネスだけでなくって、
人と人との関わりも、情報を上手く活用した時代になるんだろうと思います。

家にひきこもっていても、SNSなどで友達がいっぱいいる人もいるそうです。
遠距離恋愛も、ひと昔前と様子が違うんだろうと思います。

地域や社会のなかでの、孤独・孤立への支援・対策も情報を活用することも考えられるかもしれません。

重要な情報発信のあり方も考え続けねばなりません。


目に見えない、手にとれないからこそ、活かされるもの。
一方で、リアルに繋がるからこそ、価値がでるもの。
良いとこ取りした社会にどんどん進んでいくんだろうと思います。


とりとめもなく、
抽象的な話ばかりでスイマセンでした。

学んできたことや実践してきたことでなく、
社会的課題を提示したにすぎない記事になってしまいました。

流れていく時間や時代のなかで、通り過ぎていくだけのようですが、
こんなことも話題・議題にして、頭の片隅におきながら、アンテナを高めていきたいと思っています。

今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭のイラストは、建築士あすか|noteさんの作品を使用させていただきました。ありがとうございます。


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