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おはようございます。
今日は8月15日。終戦の日です。
先の大戦が終わった日から、78年が経ちます。

それから、先人たちのご尽力により、今の平和が築かれています。
日本は世界大戦の敗戦国として、そして唯一の被爆国として、
その苦しみや過ちを、抱き続け、未来へ繋げようとしてきました。

いわば、歴史のなかで、78年前がひとつの転換点となって、その後の時代を築いてきました。
これは敗戦国だったからでしょう。
世界から見たら、その節目は無いのかもしれません。

世界に目を向ければ、
これだけ科学技術が発達し、インターネット社会の中で、世界中の人たちがコミュニケーションをとれる時代なのに、
科学を武器にして、主張し合い殺し合います。

平和な世界であるとは言えない状況かもしれません。

前述のとおり、
世界の中での唯一の日本にあって、
どのような立場をとっていくべきなのでしょうか。

政治的な発言は差し控えますが、
一部の政権者による意見のみで、国民全体が巻き込まれないように、一票分の国民の目を傾けていかねばならないと思います。


終戦の日に合わせて、各政党が談話を発表しています。
以下のページをご覧ください。

以下、ぼくなりに抜粋したものです。
部分的に省略しているところもありますが、単語は変えておりません。
詳しくは先のページを確認してください。

【自民党】
『核兵器のない世界』の実現に向け、現実的かつ実践的な取り組みを進めていく。

【立憲民主党】
必要な防衛力を整備しつつ、国際協調と対話外交、多国間連携を深め日本周辺の平和を守り、地域の緊張を緩和させる努力を続けねばならない。

【日本維新の会】
他国に侵攻を思いとどまらせる抑止力の確保、すなわちわが国の主権と国民を守り抜くための積極防衛力を抜本的に強化、整備する。

【公明党】
11月の核兵器禁止条約締約国会議への政府によるオブザーバー参加を改めて強く求める。『核の先制不使用』の議論を、今こそ日本が主導すべき。

【共産党】
岸田文雄政権は防衛装備移転三原則を見直し、殺傷能力を持つ武器まで輸出する国につくりかえようとしている。死の商人国家にするたくらみを許すわけにはいかない。

【国民民主党】
国民の安全や平和を守るため、わが国における食料やエネルギーの自給体制の強化を含めた『自分の国は自分で守る』という現実的な安全保障政策を進めていく。

【れいわ新選組】
首相経験者が『戦う覚悟』を声高に主張するなど、状況は極めて深刻だ。戦争ビジネスで、一部の資本家だけもうけさせる政策など言語道断だ。

【社民党】
国民生活は困窮の度を深めている。一方で防衛費の大幅な増額は、国民生活に密接に関連する予算の削減や消費税率の上昇につながらざるを得ない。改憲を許さず、『がんこに平和 くらしが一番 戦争をさせない』。

【政治家女子48党】
今こそ、戦後レジームからの脱却を図り、争いを未然に防ぐ力、抑止力としての自衛体制の強化や、国民を第一に考えた各種制度の在り方を一丸となって考えていくことが重要だ。

【参政党】
日本が二度と戦争に巻き込まれないためには、国民自らが国のまもりへの意識を高めると同時に、武力行使に対する抑止力の構築が、国際紛争を未然に防止するための現実的な手段である。


繰り返しますが、原文は先のページをご確認ください。

各政党のコメントです。
どの政党がどうのこうのと言うつもりはありません。

でも、明らかに、平和への実現が次なるステージへ動き出そうとしています。
平和ボケのままではいけません。


終戦から78年。

『新しい戦前』という言葉が生まれています。

各党の談話のそのものだけを見ると、たしかに、
戦後ではなく、戦前という雰囲気です。


平和への願いをどうカタチにしていけば良いのでしょうか。
『現実的』な取組みとはどうあるべきなのでしょうか。

様々な意見があると思います。

様々な意見があって良いと思います。

でも、それに注目すること。
議論の輪に加わること。
そこから始まるんじゃないでしょうか。

意見が自由に言える現代です。
気付けば、大戦に呑み込まれていったような、同じ過ちを繰り返してはなりません。


今日もご覧いただきありがとうございます。

冒頭の写真は、Yukihiro🧸|noteの作品を使用させていただいています。
ありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

やはり、昨年の今日も、このテーマで書いていますね。
世界での状況も一年分進んでいます。
国内の状況も一年分進んでいます。
北九州で平和を願う動きも、ほんの少しかもしれませんが、進んでいるつもりです。

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