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2022年 九州のアマチュア野球 強打者編+α+おまけ

久々の更新になります。

こちらの構想から時間が経ってしまいましたが…。(オフシーズンと違って、野球シーズンはできる範囲で1試合でも多く観戦したいというのもありました)

ただこの間に、アマチュア野球の最高峰。
社会人野球での都市対抗野球・日本選手権本戦4強クラスなイメージのHonda熊本とか、本戦8強クラスイメージのENEOS。
本戦出場クラスイメージのJR九州・西部ガスの選手等をみても、推せる!と個人的に思いまして、勢いで述べてみる事にします。(上記に3人加えてみました)
【追記】第74回JABA九州大会決勝にて、加えてNTT東日本もみましたが、こういう印象は変わりませんでした。


今回、こういうお題にしてみて、引退したJR東日本 丸子選手を例に出してみましたが、それこそ今回の8人が私服で一堂に会すると、知らない方は武道or格闘系?と思ったり、プロレス関係者なんかはスカウトしたくなる様な、なかなか壮観な様な8人と思います。

九州国際大付属の選手は居ないの?と思うかも知れませんが、正直、当方の好みでこちらの8人をチョイスしてみました。

まあ、九州国際大付属の選手なら、2011年センバツ準優勝世代の花田1塁手でしょう。(九州国際大の下級生時には試合に出てたのはみてましたが、残念ながらあのチームにあるかもの、自然と消えていました…。まあ、その手の選手なら、選手権大会出場の飯塚の石田内野手もそうでしょう)

もちろん、野球選手(打者)としての魅力が伝えられたら。と思っています。



古舘 桜介内野手(唐津商・3年)

公称182㌢72㌔。右投左打

今回取り上げる選手では、身体つきが示す通り一番細身で未完成ですが、逆をいえば伸びしろがある身体つきなので楽しみ。
特に古舘内野手は、今回取り上げる選手の中では一番脚があると思いますので、こういう持ち味を生かしたまま進化すれば、上手くいけば三拍子型選手に?とも思います。
まあ、守備が1塁等色々課題はあるでしょうが、個人的には楽しみの方が大きい選手になります。



林 冠臣外野手(日南学園→日本経済大・2年)

公称193㌢93㌔。右投右打



残念ながら当方1年近くみておらず、昨年や今年の公式戦成績等をチラ見して見た限り、下位打線系でそこまで打ってる感でもないのですが、個人的に昨年みたルーキー時のこの試合。
上のカテゴリーともいえる、沖データ学院右の変則 柚原投手から、バット折りながらタイムリーとか、特に仲道投手(博多工→沖データ学院→現宮崎梅田学園)からタイムリーの印象が忘れられないので、個人的に注目しておく事にします。
(日本経済大はOBの張とか、寺岡とか。一時期いなくなって再び活躍。という記憶もありますので、こういうの込みで個人的に注目しておこうと思います)



小中 健蔵内野手(九産大九州→西南学院大・4年)

公称181㌢86㌔。右投左打

今回のメンバーではそこまでの身体つきではないですが、打席の雰囲気は随一。威圧感というより恐怖を与える様な、相手チームにとっての恐さがあります。
無論打撃も、強い打球を叩ける強打者で、最終学年の今秋は集大成として望むのではないでしょうか。
進路込みで、かなり注目される選手と思います。
個人的には現在活躍中の、九州六大学野球OBの井上選手(久留米商→福岡大→現徳島インディゴソックス)くらいの活躍をしそうな気もします。



岩切 貴弘外野手(佐土原→JR九州)

公称189㌢90㌔。右投左打

2014年の春季福岡県野球連盟会長杯での鮮烈デビューは忘れられずに、期待してまして、その後、チーム(監督?)方針から、セカンド構想とか迷走したりで…。
そして、2022年スポニチ大会にて復調の傾向がみえたので、ちと期待してましたが…。
まだまだ老け込む時期では無く、その存在感(雰囲気)は健在。
例えば、代打の切り札的存在で活躍すれば、他チームにとっては数年は脅威と思ってます。
(JR東日本ファンなんかは引退した丸子選手を、こんな感じでみていたのだろうとも思いました)



東 哲寛内野手(山口鴻城→九州国際大→苅田ビクトリーズ)

公称190㌢97㌔。右投右打


昨秋こういう試合を演じた原動力。
1打席目は、西部ガス左腕 田中投手からレフトツーラン(上の動画)。
2打席目は、かつての日本代表 山田投手からソロと、西部ガス主戦級投手から連発。
初球から振っていく積極性もあります。

身体つきの割には守備・脚も悪くなく、上記山田投手からの動画の様に、選球眼もあるタイプ。
ただ、軟投派には?という印象もあったので、打撃のオプションを増やせば、より恐い(注目される)打者になるのでは?と思います。



藤岡 陸内野手(希望が丘→沖データ学院・3年)

公称186㌢90㌔右投右打

動画は昨春のもので、この様に以前より注目されてましたが、
今春のvsサラマンダーズとのオープン戦。
1,2打席目はサラマンダーズローテの宮澤投手。四球OK的攻めで両打席ともに四球。
3,4打席目もサラマンダーズローテの左腕 松江投手。
3打席目は変化球攻めで滞空時間長いセンターフライ。
4打席目はコーナーに厳しい攻めも、こちらも滞空時間長いレフトへのソロ。
サラマンダーズスタメン級と比べても随一の身体つきなので、最終学年の今年とか、今後の進路込みで楽しみな選手と思います。



田尾 駿弥内野手(安田学園→東京国際大→エナジック)

公称183㌢95㌔。右投右打

田尾内野手は個人的に面白いと思っていましたが、守備がDH中心とかで、ちと推しにくいと思ってましたが…。
昨日みたJR九州左腕 鷲崎投手は、今春の東京スポニチ大会なんかで注目されていたので、当方の従来のイメージと比べてどうなんだろうか?と思ってみてましたが…。

良くも悪くも従来通りのイメージの通りでした。(決め球に苦しむとか、ピンチで強く捉えられた打球なんかも、何とか切り抜けるとか)
逆をいえば、鷲崎投手を物差し代わりにしてみたら、東京スポニチ大会とか、昨日ほぼ長打が出なかったENEOSとか。
それなら、鷲崎投手にいい感じの打席で臨んだ田尾選手もいけるのでは?と思って推してみました。

打撃は初球からパワフルに振ってきて、広角に打てるのが魅力で、脚も悪くありません。
中軸を打ってないのが謎な選手で、今後守備位置等の選択肢が増えれば、さらに注目されるのではないでしょうか。



白濱 快起選手(飯塚高・3年)

公称190㌢83㌔。右投右打

以前こちらで触れた際には、投手中心に述べてましたが、今回は打撃/野手等の面からみてみようと思います。

この試合の1打席目は、右サイドから火の出る様な当たりの、三遊間真っ二つのレフト前ヒットですが、例えば高校野球カテゴリー。
強打のチームとか、強打者といわれる様な選手なんかも、案外変則とか軟投とかに弱いかもですが、右サイドから痛烈なヒットを打てる上手さも披露してると思います。

また、右中間センターオーバー3塁打と、比較的逆方向に打てる上手さとか、3塁打にできる脚とか。野手としての魅力も十分にあると思います。

また、バント処理の動きも身体つきの割には軽快なので、投手としての魅力込みで、大谷翔平を彷彿とさせる大器と称したこともあります。

個人的には昨年・今年みた選手では一番よくみえる選手と思いますので、順調にいってほしいと思います。



【追記】【付記】個人的本戦レベル。Honda熊本・ENEOS・西部ガス・JR九州・日本通運・NTT東日本の印象

今回のお題にはあまり縁がなかったとはいえ、昨秋からみてきて、今回のお題の為の色々物差し代わりになった、上記のチームの個人的印象も記してみたいと思います。
【追記】第74回JABA九州大会決勝観戦の印象も反映してました。
当方みた試合での打線の身体つきなんかは、
Honda熊本≧NTT東日本≧西部ガス≧JR九州≧ENEOS≧日本通運
な印象でした。

Honda熊本

この試合。両チームともにガチメンという訳ではなかった様ですが…。

個人的印象はやはりつながる打線は健在。こういうのに尽きると思います…。

という事で、個人的にはこういうのに注目してみたいと思ってます。

チームカラーは、浜岡さんの影響からか?抜群によく、みていて楽しいチームです。(いいお手本とも)



西部ガス

西部ガスは比較的打線の身体つきはまずまずなものの、この後に触れるJR九州同様、その割に打てない印象です。(当方みた試合では、西部ガスもJR九州もENEOSや日本通運よりも身体つきはよさ気な印象です)
そういうの故か?比較的戦術とかを駆使してくる印象もあります。
あと、若い林田投手や左腕 松本投手は、まだまだこれからの投手と思います。(松本投手は球筋とか。大成しそうな気もします)



JR九州

上位打線の身体つきなんかはまずまずと思いますが…。

ただ、個人的には左腕 井上投手と岩切外野手が機能しないと…。みたいな印象があります。
また、ベストメンバーを組む傾向ですが、若い有望株。左腕 川島投手とか、前野投手とかルーキー大田投手とか、村上内野手とか久木田内野手等を上手く使って育てていきたいものです。
(久木田内野手なんかは、昨日の試合の1塁コーチャーでの背中の雰囲気とか。ちと楽しみな印象がありました)

【追記】

とはいえ、今季の東京スポニチ大会とかENEOSとかを物差し代わりにしてみると、ある程度の地力も感じました(あとは、いかに上手く噛み合うかでしょう)



ENEOS

チームとしての身体つきはそこまでではないものの、油断できない打者が多く、投手陣は非凡な投手な印象で、また、守備からの破綻はまず無さそうで(シートノックでは内野陣の上手さに見とれてました)、失敗は多かったものの、バント多用という王道的野球をしてくる印象がありました。

こういう王道的野球の継承者として、若き渡会外野手なんかは、今後にそうゆうのを継承していきそうな中心選手と思いました。

【追記】

第74回JABA九州大会決勝の勝ち方とか。流石に手強い印象でした…。



日本通運

こんな感じで、ベストメンバーという訳ではなかったですが、野球が上手く、上手くつけ入ったり、ソツない野球をする印象です。
とはいえ、突出した選手が入れば、そういうのをベースにして、本戦でも上位進出していく様なチームの印象でした。



【追記】NTT東日本

第74回JABA九州大会準決勝にて、Honda熊本相手に1イニング10得点の打撃。
投手陣もブルペンで見た投手等、面白そうな気もしましたので、流石のチーム力と感じました。



【おまけ】第74回JABA九州大会決勝の模様とか



ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

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