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夫様。娘様。お互い様。

娘に1番好きな事はなぁに?と聞くと
「食べることー!…と遊ぶことー!」
と即答。

では、1番嫌いなことは?と聞くと
「お・か・た・づ・け」と小さな声で答える。

お・も・て・な・し
みたいに言うなー!

このネタ、確か以前も記事にした記憶が。

私は部屋が散らかっているのが無理!

ストレスが溜まってイライラしてくる。

「かーちゃんは魚だから。綺麗な水の中でしか息が吸えなくて苦しくなるんだよぉ」と娘に言った事がある。

つまり部屋を綺麗にしろ!と言いたいが詩的な表現が好きな娘向けに使った言い方。

すると娘は
「かーちゃんお魚さんなんだよね。だから汚いお家では苦しいんだったよねぇ」とすぐに理解してくれた。

かーちゃん大好き娘は
かーちゃんが可哀想とせっせとオモチャを片付け始める。

でもまぁ、そんなのはいっときの事。

またすぐに忘れてオモチャを次々に広げて片付けをしない繰り返し。

夫も脱いだ服を置きっぱなし

使った薬は出しっぱなし

私は片付けをしない2人の分まで出したものを元の場所に戻す作業がいつもの家事に加わる。

あー嫌だ。

何度言ったらわかるんだ。

いい加減片付けをしてくれ!!!!
と毎日イライラして、どーしたらちゃんとしてくれるのかと悩んでいた。

そしたら今日、美容院に行って
貴重な1人時間に雑誌を読むという贅沢を味わっていたら、その悩みの解決策を見つけた。

モデルさんと料理研究家さんの対談で
片付けをしてくれない家族の事が書いてあった。

おぉ!タイムリー!

人それぞれ感じ方が違うのだから片付けたいと思う基準も違う。片付けたいと思う人がやれば良いとご主人に言われたという。

一方でお金の事や不動産の事は苦手だからご主人に任せているという話だった。

要は人それぞれに得手不得手があるのだから分担すれば良いと。

ウチもお金の事、保険の事、スマホの契約、不動産の事は全て夫に任せている。子供の学資保険や貯金も全て夫。

だから、たまに営業マンさんに捕まって私が生命保険の事を聞かれたりするけれど私はわからないし答えられない。

そうやって自分が苦手な分野を誰かがやってくれているのなら片付けは得意な私がやれば良いのかと納得した。

雑誌の中にも「なぜ私ばかりが片付けなきゃならないんだという気持ちが無くなった」と書いてあった。

気になるところ、目につくところは確かに人それぞれ違う。

夫はお金の計算が得意で買い物ではいかに安く良いものが手に入るかとアンテナを張っている。

娘は私や夫が体調不良の時はすぐに氷を持ってきてくれたりブランケットをかけてくれたり看護したい!という優しさから素早くケアをしてくれる。

私は常に家族の健康と安全を考えて食事の管理や居住空間を整えようと動く。

素晴らしい!

皆それぞれに素晴らしいじゃないか!

という事で美容院から帰って私はすぐに部屋の片付けに取り掛かった。

今までは「何で私が!?」と文句を言いながらやっていたけど不思議と気持ちが違ってくるとイライラはしなかった。

ただ黙々と片付けている私がいた。

イライラして文句を言い続けるのも疲れる。

それを見ている娘もイライラしてくる。

負の連鎖を自分から作っていた事に気づいた。

髪を切ってスッキリして雑誌から日頃の悩みの解決法を知り、すごく得した気分。

私が全部片付けると益々、家族は片付けなくなる?という心配はあるけど

ま、いっか。

私は保険の事や不動産の事を管理する気も無いし。考えただけで頭が痛くなるし。

お互い様。

今はとりあえずこの方法で自分のストレスを溜めない事に徹する!

皆、得意分野で頑張ろっ♪

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