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何を言うかより、何を聞くか

大晦日ですね。
今年はどんな1年でしたでしょうか。

今年の最後なので
何かいい話を出来たらと思い
noteを書くことにしました。

今年の初めは「大吉」が出た話から
運命の話や、当たり前の尊さを
書かせて頂きました。

今年の締めは、昔から私の中にある、
大切な価値観のようなものを
書こうかなと思います。

私は音楽を作っています。
音楽を作る上で1番大切なことは
何だと思いますか?

もちろん、これは私の価値観なので
正解ではありません。
人の数だけ正解があります。

そして、私は思います。
1番大切なのは「耳」だと。
これが私の価値観です。

耳がいかに大切か。
絶対音感とかの話ではありません。
(もちろん絶対音感があるのは強みだけど)

絶対でなくていい、相対音感でいいので
音感を持つことや
リズム感や、
何の楽器の音かな?と聞き分けることや
演奏してる人も歌っている人も
他のメンバーがどんな音で、どんなフレーズで
音を奏でているのかな?など

これらはとても大切なことです。

制作する上でも

声と音がちゃんと混ざりあっているか?
2人以上の声の場合、その2つの声に
音質の差はないか?
埋もれてしまっている音は無いか?

……
………


言い始めるとキリがありません。
でもその全てのキーが
「耳」にある事は確かです。

音楽なんだから耳が大事、当たり前。
とおっしゃる方もいるでしょう。
しかしながら、多くの方々は
「このかっこいいフレーズを演奏したい」
「上手く歌いたい」
「いい歌詞を書きたい」
という気持ちを持ってらっしゃいます。

賞賛され方の多くも、
歌が上手いやら、あそこのフレーズがエモいやら
歌詞がいいやら、そんな褒め方が多いですよね。


でも、違うと思うんです。
音楽はチームワーク。
いろんな音や声があって成立してる。
賞賛されるプレーはあれど、
他がいるからこその好プレーなのです。
アカペラだとしてもそう。
どこで歌う?どんな反響音がする?
いろんな要素が合わさって音楽になる。

そしてなにより
「オーディエンス」という欠けてはならない
何よりも大事な人たちがいる。

聞き手の存在を忘れて、自分の気持ちよさや
やりたいことを優先させているようなら
残念ながら、それをいい音楽とは
言えないと思うのです。

さて。
これは音楽に限ったことでしょうか?


耳が大事、それはすなわち
「聞く」姿勢が大切ということ。


それは音楽だけでは無いはず。
仕事も、人間関係も、
聞く姿勢は非常に重要かと思います。

話し合い、とは言いますが
要するにそれは話の聞き合いです。

何を言うかではなく「何を聞くか」

言いたいことを言うだけは当然ながら
聞きたいことだけを聞いていても
その関係は破綻の一途を辿ると思います。

皆さんは今年、大切な人の話に
耳を傾けてきたでしょうか?
時には耳に痛い話もあったでしょう。
腹の立つこともあったでしょう。
悔しいこともあったでしょう。

それでも
そうして数多の出逢いや別れを経て
耳を傾けたその数だけ
来年にはきっと
幸運という名の人脈の花が咲くはずです。




今年も1年お世話になりました。
皆さんが私の音楽や話に
耳を傾けてくださるからこそ
私は今もここにいます。
私も、もっともっと皆さんの話を
意見を、聞かせて頂きたいです。

そして、来年もみんなで一緒に
幸せになってゆけると、そう確信しています。

最後まで目を通して頂き
本当にありがとうございます。
どうか、良いお年を…❅

ᴛʜᴀɴᴋ ʏᴏᴜ☽꙳⋆
月波イロ

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