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毎年の楽しみに、お気に入りの茶園を見つけてみませんか?【テイスティングnote】🫖✨

みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。

今回のテイスティングnoteは
紅茶専門店UF-FU(ウーフ)さんで購入したリザヒル茶園の2023年2ndです。

正式名称は
【ダージリン リザヒル茶園 EX-21 2023セカンドフラッシュ】

なんだか呪文みたいな長さですよね😂

分解して読み解くと
①ダージリン→インドの紅茶生産地
②リザヒル茶園→ダージリンにある茶園名
③EX-21→ロットナンバー。EXは特別なロット
④2023→何年に製造されたか。製造年で味わいが違うので、まるでワインのようなイメージです。
⑤セカンドフラッシュ→夏摘み。同じエリアでも摘む季節によって味わいはガラリと変化します。

リザヒル茶園について

ダージリン地方のオーガニック茶園として有名なリッシーハット茶園の姉妹茶園がこのリザヒル茶園。

ふたつの茶園を所有しているオーナーは同じなのですが、なにで区別しているかというと

中国種の銘柄でつくられたお茶→リッシーハット
クローナル種の銘柄でつくられたお茶→リザヒル

という分け方で市場に出ているようです。
(ダージリンの茶園の情勢はコロコロ変わるので、今この記事を読まれている時にどう変化しているかはわかりません。)

※クローナル種……特定の茶樹から挿し木などの方法で増やしたもの。

まぁ、ややこしい説明はひとまず置いておいてさっそく茶葉をみてみましょう!

シルバーティップと呼ばれる銀色の新芽が多く含まれていて美しいですね!

茶葉も大きく、逞しさを感じます。

抽出方法 600ccの紅茶をつくる場合

【茶葉】6g
【時間】5分
【温度】95℃

今回は上記の淹れ方で抽出してみました!

おぉ…水色は明るくて鮮やかなアンバーのようですね。

くちに含むと……
これは、いわゆる想像している夏摘みダージリンの特徴とは全く違うニュアンスです。

上品で繊細。かつフルーティ。
…そういった特徴は一切「ありません」

むしろ力強く、生命力に満ちたふくよかな味わい。
ほのかなウッディさ。
そして芳醇な甘い香り。

このロットならではの特徴なんだと思います。

どうやらこのお茶が収穫された2023年夏のリザヒル茶園があるエリアでは、雨が降らない期間が長く続いたそうです。

そのことがこのお茶の持つ個性に影響を与えたのかも知れません。

まさに唯一無二であり、一期一会。

その年のお茶は飲み切ってしまうともう2度と出会う事ができません。

そう思うとやはり、より丁寧に、よりおいしく淹れてあげたいなという気持ちにさせられます。

2024年のリザヒル茶園はどのような味わいなのか、今からとても楽しみです。

毎年の再会を楽しみに、お気に入りの茶園を見つけてみませんか?

ここまでご覧いただきありがとうございました!

それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ。いろはでした!

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