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あさきゆめみし、ありがたし

新しくトライしてる作品が平安時代を一応題材にしてるんだけど、色々資料を見てもまあピンとこない。調べた言葉の意味と当時の風習とか立場とかがうまく繋がらなくて、は? こういう意味だったんじゃないの? どういうことよ! みたいにこんがらがって困ってました。

もうこのまま勝手な解釈で進めちまうか〜と思ってたんだけど、京都旅行で京都御所見たらちょっとイメージがついてきて、現地取材って大事なんだ……! と学んだりしてきました。だが、現地取材しても全然わからない。そもそも京都御所のなかで見れる範囲めっちゃ狭いし、今残ってる姿も平安時代から変わってるものだから新しい(とはいえ数百年前とかなんだが)。

また諦めの気持ちが湧いてきたところで、ひらめいたのが、源氏物語。もともと源氏物語を読んでおかなければ、とは思っていたのよ。この作品書くのに源氏物語をかじったこともないですって!? みたいに絶対思われるだろうから、何かしら噛じらなければと思ってたの。だけど、やっぱり日本の最古の超大作じゃないですか。しかも翻訳もいろんな人のがあってどれ選んで読む? みたいな。

で、どうしようかな〜とか思いながらうだうだしていたんだけど、今大河で紫式部やってる影響でTwitterにその関連ツイートが集まってて、その中に初心者は「あさきゆめみし」から入るのがオススメと見つけた。それだーーーーー!!!!! と思って、ネット上で読めるやつ探して完全版1巻をその日のうちに購入しました。そんでもって読んだよ。おそらくはかなり物語の細かいところが端折られていて、ちょっと話としてはぎこちないところを感じるんだけど、理解できてなかったあれこれが解決して(まだ勘違いしてる可能性もある)本当にありがとうございますという気持ち。

漫画だからビジュアルで確認ができて本当にわかりやすい! とくに十二単だったり、建物だったり、人の距離感とか、実際のやり取りの様子とか、御簾ごしのやりとりとか。。。

おかげさまで、設定をいろいろと見直すことになりました。そして、シナリオも少し変えたほうがよいかもしれない。いつになったら本文に着手できるのか。ちょっと狙ってたコンテストには間に合わなさそうだ。


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