自分が今までに投稿したnoteで、一番閲覧数の多い人気な投稿というのが誰しもあると思う。私の投稿ではそれがこちらのnote。

noteでいうところのビューの数とスキの数は相関しないみたいで、一番スキされた投稿はまた別のものなんだけど、ビューの数はダントツでこれ。もう圧倒的な差があって、総ビューの半分がこれで、あとの半分を他のnoteで仲良く割っている感じ。なんでこんなに大きな差がついてしまったのか？

月間ビューで見ても、必ずこの投稿が上位に食い込んでくるし、そんなんだからnoteの下のほうにある「この人の人気の記事」にももちろん出てくる。出てくるから、よりビューが増える。すごい。

見てくれた人の何割が氷室冴子を知っていて、そのうちの何人がジャパネスクファンなのかは知らんが、おそらく読んでいただいた大半の人はジャパネスクファンと推測しています。そうじゃなきゃ知らない作品のネタバレ記事なんて、どんなに人気でも興味ないと思うんだよね。有名noteとか、膨大なスキの数ならいざ知らず、無名の一般人の5スキって…ねぇ。

そんなビューに対してスキの少ない投稿なんだけど、シェアされた回数は一番、というかこの投稿だけ忘れた頃に誰かがいつもシェアをしてくれている。noteの仕組みだと、スキとコメントは誰がしてくれたのか分かるけど、シェアしてくれた人は誰なのか分かんないのよね。ひとつ言えるのは、スキしてくれた人ではないらしい。シェアの通知の前後にスキしてくれた人がいません。スキは義務ではないからね！

シェアとスキは全然異なるアクションで、単に「これいいな」と思って気軽に押せるスキボタンと違って、シェアは自分の(おそらく)SNSにリンクを貼るわけで文字通り自分のフォロワーに共有する行動です。他の人がどうかは知らないけど、私自身はよほど心に響かない限りはシェアしないし、もう(経歴だけは)5年くらいnoteやってるけど一度もシェアなんかしたことはない。それくらいハードルが高いアクションだと思ってるんだけど、世の認識とずれてないよね？

ジャパネスクネタバレ投稿に一体何が書いてあるのかという話だけど、オタクのほとばしるパッションと独自の解釈が織り込まれているだけの普通の感想noteです。でもこれがシェアしたいくらい響いてる。(たぶん)

他の感想noteももちろん同じくらいの情熱で書いてるんだけど、これはもう、本当に、読んだことない人はちょっといちからシリーズ読んで欲しいんだけど、本当に「今書かねば！！！！」という気持ちで特に思考をまとめるでもなく、読み終わったそのままの勢いで書いた。もうあんまりな展開で(素晴らしいです)、自分一人では抱えていられなくて、誰とこの叫びを共有しなくては！！　というか今どこかで叫ばなければ、リアルに叫んでしまいそう！！！　という気持ちで書いたやつ。

おそらく、ジャパネスクをあそこまで読んで同じ気持ちをずっと抱えていた人が多いんだと思う。みんな気持ちはひとつだよね！？　そう思わせるビューです。

私の傾向としては、そういう感情を叩きつけたみたいなnoteが人気のようす。専門家でもなければ、有名人でもない人間の何を読むって、そういう「強い愛の雄叫び」なんだよな。そういう誰かの情熱を探し当てて読む場所がnoteなのかもしれない。